18日の日経平均は28242.21円
-276.97(-0.97%)でした。
大幅続落!日経新聞で社長インタビューが掲載された日本電産(6594)が大幅高する中、米国決算発表後に売られた金融株の影響で三井住友(8316)や東京海上(8766)等が軟調な展開でした。
日経平均のボリンジャーバンドをみても、明確に+2σ(28645.20)を割ってきており、バンドウォーク終了。
+1σ(27946.82)あたりの、もう一段下を見にいく展開も想定しておいたほうがいいと思います。
さて、年明けから、日経平均は意外な大幅高を記録しました。
上記の表は年始の売買動向をまとめたものですが、外国人の東証1部の大幅な買い越しがあったことがわかります。それに対し個人の動きは東証1部売り/新興株買いの動きでした。
1/8から緊急事態宣言が執行されたわけですが、昨年4月に執行された際には、上記のチャートのとおり、圧倒的にマザーズのパフォーマンスがよかったことがわかります。
ところが、今回は日経平均が一強でマザーズが最弱であることがわかります。
しかしながら、本日東証1部の売買代金は1兆9300億で2兆円割れの薄商いで調整するなか、マザーズ指数は1236.51ポイント +19.00(+1.56%)の逆行高をしています。
上記のとおり、マザーズの値上がり上位をみてもAIinside(4488)やBASE(4477)のような前回 緊急事態宣言が出たときの主力銘柄が大幅高しています。
今回緊急事態宣言が出されたのは1/8であり、年始の期初のタイミングに重なりました。
おそらく、今回は、期初のタイミングで、外国人が大幅なポートフォリオのリバランスをおこなうことにより、日経平均の大幅高につながったのであろうと思われます。
しかしながら、本日のように、売買高が細り、外国人の買いが一巡する動きが見られれば、前回の緊急事態宣言同様に個人主導の小型株物色がスタートするのではないかと思います。