6日の日経平均は27055.94円
-102.69(-0.38%)でした。
4日続落!米国株は上昇したものの、為替が102円台に突入し下落からスタートしました。その後は米ジョージア上院決戦投票の速報に一喜一憂する展開で不安定な状況でした。12月の既存店売上 前年比6.2%増の発表をしたファーストリテイリング(9983)は織り込み済みとのことで2.48%の下落 東京エレク(8035)との2銘柄で日経平均を101.56円押し下げた形になっています。その反面、米国長期国債利回りが3か月ぶりに1%をこえた影響で銀行株や第一生命HD(8750)やT&D HD(8795)等の保険株が大幅上昇する展開になりました。
テクニカルで見ると、本日ボリンジャーバンドの+1σ(27093.18)を割っています。心理的な節目の27000円はキープしましたが、明日以降25日線の26819円あたりまでの調整は覚悟しないといけないかもしれません。
そのような中、マザーズはしっかりの展開です。やはり、しばらくは小型株の選別物色が有効と思われます。
ただ、銘柄選定には注意が必要です。
上記表は今期業績が急成長しているグロース株の表です。
増収率 増益率ともに2割以上の数少ない好業績株なのに、ここもとの株価は下落傾向です。
誰がみても、業績の伸び率はすばらしいしテーマ性もあるのに、なぜか売られています。
考えられることとしては、いずれの銘柄も11月にバリュー株シフトの現象がおきたときにグロース株は総じて押し目をつけています。
その際、上記の銘柄群は、誰が見ても業績がいいため、押し目買いをする人が多く、大量の信用買いを呼び込んでいます。したがって、需給が悪化しており、業績がいいにもかかわらず、同業種や同テーマの株と比べても下落傾向がつづいていることが考えられます。
銘柄選定で業績は大事な要素ですが、信用残等需給をみることが、いかに大事かわかります。
需給の見方は12/14のブログを参照していただければと思います。