えのキングの投資日記

日本株投資日誌

1/25(月)

22日日経平均28631.45円 

       -125.41(-0.44%)でした。
マスク着用でも本人確認可能なマルチ生体認証技術を発表した富士通(6702)モルガンスタンレーMUFG
目標株価を1400円⇒1700円に引き上げたソニック(6752)が大幅高。反面 東京製綱(5981)TOBを仕掛けた日本製鉄(5401)が大幅安。SCREEN(7735)東京エレク(8035)太陽誘電(6976)等のハイテク株が売られる展開になりました。

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日経平均 日足 モメンタム

日経平均も、なんとか5日線(28557円)上をキープし、上昇トレンドを維持していますが、モメンタムが急降下してきています。

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日経平均 ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドを見ても、+1σ(28400円)水準を割らずにヨコヨコでキープできるかがカギになりそうです。
また、1/20のブログにも書きましたEWJの個別オプションのストライク水準も28635円あたりですので、ここからの下振れがある場合は注意が必要と思います。

さて、来週から1/25の日本電産(6594)を皮切りに決算発表が相次ぎます。今回の決算は景気の回復をはかるうえで重要な位置づけになり、仕手株でもない限り、株価にも影響が反映されやすいと思います。

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アルペン(3028)第2四半期の業績予想修正

上記は1/21に第2四半期の業績予想修正をだしたアルペン(3082)です。通期の連結営業利益予想も従来の66億円から133億円(前期比3.2倍)の大幅上方修正を出しました。

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アルペン(3028)1/22 日中足

この決算をうけ、業績の変化率をカウントしているアルゴリズム+8.62と見たことない数字をたたき出し、場が始まる前はストップ高必至の雰囲気がありました。
しかしながら、上記はアルペンの1/22の日中足ですが、寄り付きこそ、300円以上上昇したものの、その後は徐々に売りに押される展開になりました。
これだけ、好決算をだしながら売られるのはなぜでしょうか?

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アルペン 日足

アルペンのような小売の会社は月次売上の発表をしています。10月20%増 11月7%増 12月3%増で、アルペンをウオッチしている人から言わせれば、ある程度いい数字が出るであろうことが予想されていました。上記チャートを見れば、株価もある程度おりこんでいたと思われます。
アルペンPBRは0.95倍で割安ですが、同業のゼビオ(8281)0.33倍 ヒマラヤ(7514)0.83倍で同業社と比べれば、必ずしも割安とは言えません。
そして、この業績を伸ばした原因が、コロナの密をさけるゴルフやアウトドアが好調であったことにあるようですが、今後恒常的に伸びが期待できるのか?ということです。
前日のアルペンPTSは2788円まで買われていたのですが、寄り付き、あっさり2543円で寄り付いています。
おそらく、この動きをみた空売り筋に売りを仕掛けられていると思います。
来週からの決算発表においても、単にいい数字が出たからよしとするのではなくて、すでに株価に織り込まれていないか? 好決算の内容が、今後も恒常的な伸びが期待できる内容なのか?ライバルと比べてどうなのか?などなど冷静な判断が必要になると思います。

いつも、本能でキャバ嬢に飛びついて痛い目にあってるゴリラも冷静な判断が必要です。