2/10の日経平均は29562.93円
+57.00(+0.19%)でした。
東証1部の騰落銘柄数は値上がり947/値下がり1152。
売買代金は2兆8286億円でした。
注目されたトヨタ(7203)の決算は通期営業利益が2兆円の上方修正になる好決算でしたが、事前に買いが入っていたこともあり、上ヒゲを形成する小幅高になりました。
しかしながら、ホンダ(7267)や日産(7201)及び武蔵精密(7220)やブリヂストン(5108)等 他の自動車株及び自動車関連株が大幅高になりました。
反面 減配を発表したJT(2914)は7%を超える下落になり、アドバンテスト(6857)や東京エレク(8035)等半導体株も売られる展開になりました。
同日 マザーズに新規上場したアールプランナー(2983)は公募の2.3倍で寄ったあと、いったんストップ高をつけましたが、引けにかけて売られ初値割れになる荒っぽい動きになっています。
日経平均のチャートをみると、本日もしっかり平行チャネルの上弦をキープし、5日線(29115円)からも上方乖離しています。
前日比 わずか57円高で終わりましたので、上値が重くなってきたようにも思いますが、モメンタムをみると力強く上昇していることがわかります。
休日明けのSQにおいて、モメンタムが緑の線を超えていく形で勢いが継続となれば、いよいよ30000円のキャッチアップがみえてくる展開になると思いますが、モメンタムが下降の動きになるのであれば、上記5日線ラインを踏ん張れるかがカギになると思います。
チャート上では日経平均は、引き続き上昇トレンドを継続していますが、すこし不気味な指標も出ています。
上記は日経ボラティリティインデックス(VI)のチャートですが、ここ数日 株が上昇しているにもかかわらず日経VIが上昇してきています。
日経VIとは日本版恐怖指数であり、VIが上昇してきているということは、ヘッジでPUT買いをしている人が増えてきていることを意味します。
私も、かねてから、SQ後には調整がある可能性を主張してきましたが、決算発表も峠をこえますので、警戒はしておいてもいいと思います。
さて、少々きな臭い話がはいってきましたので紹介します。
船井電機(6839)ですが、2/8に3Qの決算を発表し 4~12月期(3Q累計)経常黒字浮上 通期計画超過を公表しています。
米国でウォルマート(WMT)を中心に、TVの販売が好調で、日本ではヤマダHD(9831)が独占販売しています。
決算後 株価は下落してきていますが、ここの株主構成をみると・・・
時折 チェックしておいてもいいと思います。