えのキングの投資日記

日本株投資日誌

7/5(月)

7月2日 相場概況

日経平均 28783.28円 +76.24円(+0.27%)
TOPIX  1956.31Pt  +17.10(+0.88%)
マザーズ 1200.37Pt  +0.16(+0.01%)

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日経平均 寄与度ランキング

東証一部の騰落銘柄数は値上がり1773/値下がり346
騰落レシオ(25日) 100.24
売買代金 東証一部 2兆0733億円
     マザーズ 1672億円

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日経平均 日経VI VIX

日経VI 16.85 -0.52(-2.99%)
VIX  15.07 -0.41(-2.65%)
7/2

業種 ゴム製品鉱業パルプ・紙
など上昇
   小売
のみ下落 医薬品横ばい

個別 2日の日経新聞「やみくもに規模を追わない。万人受けではなく、プレミアムな、とがった商品をつくる」との槙社長のコメントが掲載されたソニーG(6758)3%を超える大幅上昇になりました。

円安進行を受けてマツダ(7261)日産(7201)SUBARU(7270)など自動車株や、ブリヂストン(5108)住友ゴム(5110)などタイヤ株が買いを集めています。

愛知銀行大垣共立銀行業務提携を発表したセレンディップ(7318)が一時ストップ高の急伸になり、原油を背景にINPEX(1605)も大幅高になっています。

経営統合を発表した東北銀行(8349)フィデアホールディングス(8713)がそろって急騰しました。

全体的に手詰まり感が強い中、値幅を求めた短期資金が直近IPOに向かっており、ベイシス(4068)アイPF(7345)ストップ高しています。
また、2日続伸の日本電解(5759)は全市場の売買代金ランキングの7位になる大商いで、15%高と値を飛ばしました。

反面、JPM目標株価20000円→22000円にしたものの、「Over」から「Neutral」格下げしたレーザーテック(6920)5%を超える下落になっており、大和目標株価55000円→52000円に引き下げた東京エレク(8035)や、同じく大和目標株価8400円→11000円にしたものの、「2」→「3」格下げしたアドバンテスト(6857)が売り込まれました。

半導体関連の弱さが相場全体の重しになっています。

クスリのアオキ(3549)増配を発表するも、決算が失望を呼び9%を超える下落。ドラッグストア株への警戒が強まり、ウエルシアHD(3141)アインHD(9627)も大幅安になりました。

ウイグル人権問題をめぐって、フランス当局の捜査がはいったと伝わったファーストリテイリング(9983)が売られ、足元動意づいていたラオックス(8202)20%強上昇から急失速し6%近い下落に沈んでいます。

また、6月月次売上高既存店、全店ともに前年割れしたワークマン(7564)4%を超える下落になっています。

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日経平均 日足

日経平均は反発!
6日ぶりの陽線になっています。
心配された、米雇用統計非農業部門の雇用者数が市場予想を上回り、雇用改善が着実に進捗していることを示した一方で、失業率は悪化し、賃金の伸びも弱く、金融緩和縮小の前倒しにはつながらないという見方が広がりました。
いわば、マーケットはいいとこどりの動きになり、NYダウ、S&P500、ナスダック、すべて最高値更新になっています。
しかしながら、日経先物28730円 前日比30円安で帰ってきており、米株の上昇にかかわらず上値の重い動きになっています。
上記のチャートをみても、5月中旬以降、おおむね75日線(29037円)で頭を押さえられており、75日線自体下向きになっています。
今後、上昇トレンドを取り戻すためには、75日線を上抜き、6/1529480円をキャッチアップしていく必要があると思われます。
現状の2兆円前後の売買代金では、上値を追うにはパワー不足と言わざるを得ず、しばらくは調整やむなしというところと思われます。

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主要大口プット建玉

今週はSQ週ですが、週前半は下落調整、後半はSQ値が意識され、ややリバウンドという流れを想定しています。
上記は、主要大口のオプションプットの建玉状況ですが、
短期筋のABNアムロ28500円および28000円プットの売りを大量に保有していることがわかります。
反面、29000円にはプットの買いを持っていることがわかります。(表の右は買い、左は売りです)
したがって、ABNアムロとしては、SQを28500円以上29000円以下に抑えたい、悪くとも28000円以上に持っていきたいポジションであると思われます。
これらを考慮すれば、今週のSQ週
⓵28500円を下値に踏みとどまった場合 SQ値28500円~29000円
⓶28500円を下回った場合 SQ値28000円~28500円を想定しています。

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さて、上記は6/18日経電子版ですが、菅政権は骨太の方針閣議決定し、その中で半導体サプライチェーンの強化に集中投資する方針を打ち出しています。

 

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マーケット全体が重い中、特定のテーマ株材料株個別物色される展開が予想されます。

そこで、本日は、以前にも紹介しましたが、上記6/22日経電子版にも掲載されたMipox(5381)をあらためて紹介します。

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Mipox(5381)は2001年上場の歴史ある研磨製品メーカーでハードディスクや光ファイバーのハイテク分野向けの研磨業務をおこなっています。

現在、最も力を入れているのが、次世代半導体ウエハの研磨装置と受託研磨サービスです。
2019年3月期、2020年3月期と2年連続赤字を出しましたが、昨年度に黒転を果たしています。

注目は、次世代半導体分野が好調で、受託研磨の売上が増え、セグメント利益が出始めていることと、海外拠点の集約化やコスト削減により、収益構造が改善されていることです。
政府も後押しする次世代半導体強化を考慮すれば、今後も業績の伸びは期待でき、時価総額が、いまだ83億と小型で、他の半導体関連と比べれば出遅れ感があると思います。
直近は5/27から上昇トレンド入りしていますが、6/23まで8連騰年初来高値を更新したところで目先一服感がでています。
押し目狙いで仕込み時をさぐる時期と思われます。

7/6(火)はリハビリ通院のためブログ休むと思います。