えのキングの投資日記

日本株投資日誌

7/4(火) 第2派買いの号砲が鳴り始めた日本株!

7月3日(月)



【相場概況】

日経平均 寄与度ランキング



【騰落レシオ】



空売り比率】



【売買代金】



【米株市況】

6/30(金)米株市況



恐怖指数



【Fear and Greed Index】

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN



【業種別】



【個別】

www.nikkei.com


ディスコ(6146)が大幅高になり、上場来高値を更新しています。

 


1日付の日本経済新聞「ディスコは省エネ性能が高い半導体材料の『窒化ガリウム(GaN)』を切断する新装置を開発した」と報じています。


1時間あたりの半導体ウエハー生産枚数を従来の6倍に引き上げられるとのことで、今後の収益貢献を期待した買いが入っているようです。

2024年中に試作装置を開発し、実用化を目指すとのことです。

岩井コスモ証券の斎藤和嘉シニアアナリストは「GaNなどの化合物半導体をレーザーで切断する技術を持つのは世界でもディスコくらいで、あらためて同社の技術力の高さが注目されるだろう」と指摘しています。


kabutan.jp


先週新規上場したクオリプス(4894)ストップ高まで買われ、上場来高値を更新しています。

https://txbiz.tv-tokyo.co.jp/images/thumbnail/gaia/20230630_gaia_txbizall_1070_01_83fb8aed40d444f1_9.jpg?1688187267


6/30に放送されたTV番組ガイアの夜明けで、「ここまで来た!iPS細胞はいま」とのタイトルで、iPS細胞の心筋移植が紹介されています。

その中で同社も紹介されており、術後も良好な状況が放送され、改めて上市への期待感が高まった様子です。

公開価格が1,560円で、未だそれ程乖離しておらず、ベンチャーキャピタル保有株もロックアップが掛かっていて、公開価格の2倍(3,120円)以上にならないと90日間はロックアップは解除されません。

iPS細胞の心筋移植は来年にも保険適用の治療となる見通しとのことですので、更なる高値追いも期待できるかもしれません。


kabutan.jp


平和堂(8276)が急反発し、年初来高値を更新しています。


同社は2024年2月期1Q決算を発表し、営業利益26億円で前年同期比37.7%増となっています。

据え置きの上半期計画29億円に対して想定以上の高進捗率になったことが好感されたようです。

単体の既存店売上が順調に増加している他、中国子会社ならびに外食子会社などの収益改善も進んだことが奏功したようです。

株価は、業績上振れを期待した買いにより、一段高相場に入っていきそうです。


kabutan.jp


日本マイクロニクス(6871)が急反発し、年初来高値を更新しています。


6/30に、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が、レーティング「ホールド」から「バイ」に引き上げ、目標株価を従来の1,700円から2,700円に増額しています。

同証券は、生成AIの普及に伴って、サーバー用メモリー向けのプローブカード需要が回復に向かっていて、来年にはPC用メモリーの需要回復も重なると予測しています。

今後の株価は生成AIやメモリー各社の決算を手掛かりに水準訂正を続けると見ているようです。

尚、同証券は日本マイクロの24年12月期営業利益の予想を60億円から88億円に見直しています。


kabutan.jp


クラウディアホールディングス(3607)が急反発し、ストップ高まで買われています。


同社は、30日引け後に決算を発表し、2023年8月期第3四半期累計連結経常利益前年同期比14.4%増8.4億円に伸長しています。



併せて通期の同利益を従来予想の3.8億円から5.2億円へと36.8%上方修正し、減益率44.6%減から24.2%減に縮小する見通しを示しています。

従来予想に比べてブライダル市場が徐々に復調に向かい、最終消費者の挙式意欲が好調に推移したことが要因とのことです。

調整局面にあった株価の刺激材料となり、目先この勢いがどこまで続くか注目されます。


テクニカル分析

日経平均 日足 MACD


日経平均は大幅反発!

終値ベースでの33年ぶりの高値を更新しています。


本日は指数が上昇する中、日経VIは反発しています。

昨日のブログでも書きましたが、33,520円レジスタンスラインを上抜けたことにより、ショートスクイーズが発生したものと思われます。

これは、6月初旬の日経平均が連日の高値更新を記録した時と同じ構図になっていて、7月限の34,000円コールの商いが急増していることからも、きっかけがあれば、一気に34,000円以上に跳ね上がる可能性も出てきています。

 


ここもと、日経平均EPS1650くらいで一定の中、指数が上昇することにより、PERは20倍を超える状況になっていました。

つまり、次の決算に対するハードルが上昇してきている状況です。

www.youtube.com


CNBCの岡崎良介氏も、外国人投資家の買いが、第2派、第3派と続くためには、日本の景気の上昇、企業ベースで言えばEPSの上昇が必要条件であると分析されています。

www.nikkei.com


そのような中で、本日の日銀短観で、大企業製造業の景況感を示す業況判断指数(DI)が前回の3月調査から改善してプラス5になったという、絶妙なタイミングでの好材料が飛び出したわけです。


7月下旬から本格化する23年4~6月期決算でEPSの上昇が確認されれば、日経平均も一気に34,000円~35,000円に駆け上がってもおかしくありません。

www.nikkei.com


7/27~7/28の日銀政策決定会合での、金融政策変更の有無には注意が必要であるものの、海外勢の日本株第2派買いの号砲は鳴り始めているのかもしれません。

 

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