9月30日(火)
【相場概況】

【売買代金】

【米株市況】

【個別銘柄】

https://www.kioxia-holdings.com/
キオクシアホールディングス(285A)が大幅続伸し、上場来高値(5180円)に接近しています。

29日の米株式市場でメモリー大手のサンディスクコーポレーション(@SNDK/U)が16.86%高となりました。
サンディスクとフラッシュメモリーを共同で開発している同社には連想買いが入ったようです。
サンディスクは米ウエスタンデジタル(WD)の半導体メモリー事業として2月に分離上場しています。
同社とウエスタンデジタルは、かつて、メモリー事業の統合交渉を進めていた経緯があるため、サンディスクの分離上場を受け、市場の一部では業界の再編思惑が根強いと言われています。
折に触れて、同社を関連銘柄と想定して買いを入れる投資家が多いと推察されています。


同社とサンディスクは30日、北上工場(岩手県北上市)の第2製造棟が稼働を始めたと発表しました。
人工知能(AI)の普及による中長期的なフラッシュメモリーの需要の拡大に備えるとのことです。
ニッセイアセットマネジメントの関邦仁シニア・アナリストは「半導体セクターのなかでは7月下旬に会社計画を引き下げた東京エレクトロン(8035)などと比べて、キオクシアなどのメモリー関連は市況回復の追い風もあって手掛けやすい」と語っています。

富山第一銀行(7184)が急伸し、上場来高値を更新しています。

同行は29日引け後に、2026年3月期の連結業績予想の上方修正を発表しました。
経常利益予想を92億円から前期比22.5%減の147億円、最終利益予想を60億円から同25.1%減の100億円に引き上げています。

また、年間配当計画は前期比22円増の1株あたり56円とし、従来計画の36円から上積みする予定です。
自社株買いを検討していることも明らかにしています。
保有する有価証券を売ったことが純利益を押し上げる要因となっているようで、同行は「機関投資家などから含み益が出た銘柄を売却して株主還元などに資金を振り向けるよう求める機運が市場で高まるなか、自己資本利益率(ROE)を引き上げるための資本政策の一環として有価証券の売却を決めた」(総合企画部)と説明しています。

マイクロ波化学(9227)が、一時ストップ高になるまで急騰しています。


同社は、29日、三井物産(8031)がマイクロ波を用いた低炭素リチウム鉱石製錬技術の共同開発におけるパイロット機を完成し、実証試験を開始すると発表しました。
三井物産が共同開発の相手先となっていることもあって、今後の低炭素リチウム鉱石製錬技術開発への期待が膨らみ、投機資金が攻勢を仕掛けたようです。
株価は25日線超へと浮上したものの若干上値が重く、明日の展開が注目されます。
【本日のトピック】
さて、本日からもう10月相場入りです。
はやいですねー!

投資の世界では「10月は株式市場にとって特別な月」と言われることがあります。
CFRAの調査によると、10月の米国株市場のボラティリティは 他の11か月平均と比べて約33%高い とされています。
10月は米企業の7〜9月期(第3四半期)決算発表が本格化する時期であるほか、過去において、1929年の大恐慌を引き起こしたとされるブラックサースデー (暗黒の木曜日) や1987年に一日で22.6%もダウが暴落したブラックマンデーなど瞬間的な暴落は10月に起きることも多いことが「10月は荒れる月」という”アノマリー(経験則)”となり根付いたものと考えられます。

ただし、重要なのは「歴史的に10月に暴落が多かった=毎年そうなる」ということではありません。
統計上で10月が平均プラスとなっているのは暴落を伴わない株価の調整がおおむね10月前半に終わることからに起因しています。


10月は大きな下落の後に底打ちから反発する起点となるケースも少なくありません。
10月後半~12月までは株価が最も強いことで知られているため「調整のあった際に、どれだけ下で買い増せるか」がカギとなってくるものと思われます。

一方、日本市場の現状を振り返ると、日銀がETF売却方針を発表した9月19日には、東証プライムの売買代金は約9兆円にものぼる断トツの大商いをやっていることがわかります。

かなりのシコリをつくったものと思われ、今日にいたるまで、日経平均は9月19日高値の45,852.75円を上抜けることができていません。
日本市場も調整に入りやすい環境と思われます。

言わずもがな、10月4日は自民党総裁の投開票日です。
自民党に自浄作用能力がなく、またもや永田町の論理で総裁を選ぶようなら、マーケットは失望するでしょう。

そして、10月29日・30日には日銀金融政策決定会合が開かれます。

もし、金利の引き上げを実施するのであれば、事前に要人のコメントでマーケットに織り込ませようとするでしょう。
日本株も10月は、調整局面を引き付けて仕込むことができるかがカギになりそうです。