えのキングの投資日記

日本株投資日誌

11/27(木)AIは1強時代から戦国時代に!

11月26日(水)



【相場概況】



【売買代金】



【米株市況】

11/25(火)米株市況



【個別銘柄】

www.nikkei.com

https://www.otsuka.com/jp/


大塚ホールディングス(4578)が続伸し、年初来高値を更新しています。


同社は、26日、傘下の大塚製薬米子会社が難治性のIgA腎症を対象とした新薬候補「シベプレンリマブ」について、米食品医薬品局(FDA)から医薬品の審査期間を短縮する「迅速承認」を取得したと発表しました。

「シベプレンリマブ」は抗体を用いた医薬品でIgA腎症に関わる「APRIL」というタンパク質の作用を阻害し、腎障害や末期の腎疾患への進行を遅らせることが期待できる世界初の治療薬となっています。

「シベプレンリマブ」はかねてより業績貢献が期待されており、FDAの承認に向けた進展に期待した買いが集まったようです。


また、同社は、25日、注意欠陥多動性障害ADHD)治療薬「センタナファジン」についてもFDAに新薬承認申請を提出したと発表しています。

新薬の開発・承認に向けた動きが広がるなか、中長期的な収益力の向上期待が足元の株価を押し上げているようです。


www.nikkei.com

https://www.shinetsu.co.jp/jp/


信越化学工業(4063)が反発しています。


SMBC日興証券が25日、同社の目標株価を従来の5,900円から6,000円に引き上げました。

投資判断は3段階で最上位の「1(アウトパフォーム)」を据え置いています。

宮本剛シニアアナリストらは同日付リポートで、足元で低迷している信越化の主力である塩化ビニール樹脂(PVC)の市場について短期的には米国での回復に期待しがたいとする一方、「2027年以降は米住宅市場の成長軌道への回帰により改善する可能性が高い」と指摘しています。

また、半導体材料に関しては、人工知能(AI)関連での需要が想定を上回るペースで増加する可能性が高まっていると判断し、目標株価の算出で適用するPER(株価収益率)を引き上げました。

「バリュエーション指標の割安感も踏まえ、外部環境の好転を織り込んだ際の株価の上昇余地は大きい」と見ているようです。


kabutan.jp

https://sukegawadenki.co.jp/


助川電気工業(7711)ストップ高まで買われています。


t.co


共同通信が、25日、核融合発電の研究開発を加速するため、政府が総額1千億円超を投じる方針を固めたことが政府関係者への取材で分かったと報じました。

新興企業の部材開発を支援する他、研究拠点の整備を進めるとのことです。

これを受けて思惑的に核融合関連との位置付けの強い同社株に買いが集まりました。

自民党高市早苗総裁が正式に首相となった10月21日以降、同社株は売り込まれてきており、足元では弱含みの推移となっていただけに、見直し買いのキッカケとなったようです。

本日は、同社株のほかに核融合関連として知られる岡野バルブ製造(6492)神島化学工業(4026)木村化工機(6378)なども買われており、明日以降も物色が続くのか注目されます。


【本日のトピック】

www.nikkei.com


さて、26日の日本経済新聞には、今後のAI相場の転機にもなり得る記事が載っています。

米アルファベット傘下のグーグルがAI開発に使った独自設計の半導体「TPU」を、2027年にもメタのデータセンターに提供することを協議中だと報じています。


ご存じの通り、AIの先駆者で、これまで独走してきたのは、Open-AIChat-GPTでした。

Chat-GPTには、エヌビディアGPUが使われています。


もともと、GPUはゲームや映像のリアルな描画のために開発されました。

エヌビディアが、CUDAといわれるGPU向けの並列計算プラットフォーム兼プログラミングモデル」で、AIや科学技術計算を高速化するための基盤技術を開発して以来、GPUスーパーコンピューターなど高度な計算能力が必要とされる媒体にも使用されるようになりました。

そして、Chat-GPTに搭載されるようになってから、AIマーケットは明らかにエヌビディアが支配してきました。


エヌビディアの株価は、劇的に上昇し、2015年から2023年までに50倍

その後も、今日まで、そこから、さらに4倍になっています。

もし、100万買ってたら、2億円です。

まさに、「一生一緒にエヌビディア~♪」状態ですね。

www.bing.com


ところが、この流れに待った!をかけようとしているのが、グーグルが発表した「Gemini3.0」です。

「Gemini3.0」は多くの分野でChat-GPTの性能を凌駕しているといわれ、SNSでも多くの絶賛ポストが見られます。


Geminiには、グーグルが開発したTPUが使われます。

TPU自体は、グーグルは2018年から外販していました。

ところが、エヌビディアのCUDAがエコシステムとして強すぎて、一般的開発者がTPUで機械学習をやるには難易度が高すぎたようです。

そのため、世界の大半の機械学習エンジニアがエヌビディアのCUDAを使ってきましたが、その需要の高さから、エヌビディアのGPUの価格は高騰し、コストパフォーマンスの課題が残るようになってきました。

Open-AIの赤字の原因はエヌビディア依存にあるといっても過言ではありません。

このタイミングで、グーグルがGPUより安価なTPUを使った「Gemini3.0」を発表したことはマーケットに大きなインパクトを与えました。

そして、メタによるTPUの購入は、さらなる衝撃です。


エヌビディアのみならず、Open-AIに依存しているラクソフトバンクG(9984)の今月に入ってからの下落には、こうした背景もあるのでしょう。


ちなみにアルファベットの株価は対照的な動きになっています。


もちろん、グーグルを含め、現時点でエヌビディア製GPUを完全に代替しようとする企業はありません。

AI開発の進化があまりに速く、現状ではそれを実現するのは現実的ではないからです。

顧客のアルゴリズムやモデルが変わった場合でも、GPUの方が幅広い処理に対応しやすいと言われています。

そして、エヌビディアの次期GPUであるRubinも、非常に高い性能が期待できると言われています。

エヌビディアの優位性は簡単にくつがえるものではないでしょう。

しかしながら、過剰な期待が先行していた銘柄の株価が調整に入るのは避けられません。

finance.yahoo.co.jp


ソフトバンクGがエヌビディア株をすべて売却したのも偶然ではないでしょう。

xn--r8jzdvima84a.com

www.nikkei.com


ちなみに、キオクシア(285A)については、私自身ブログで弱気の評価をしてきましたが、本日ベインキャピタルが売却方針であることが報じられると、一気に売り込まれてきましたね。


おそらく、AIが廃れることはありません。

ただ、今後は1強時代から、Open-AIグーグルAnthropicの3社に、xAIメタを加えた5社、さらには、中国のAlibaba, Tencent, DeepSeekなどを加えた10社前後の生き残りをかけた戦国時代が始まるものと思われます。

投資家にとっては、先を見抜く目が求められそうです。

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