えのキングの投資日記

日本株投資日誌

4/24(月) タカトリ(6338)を監視せよ!


4月21日(金)


【相場概況】


東証プライムの値上がり銘柄797/値下がり銘柄銘柄938
騰落レシオ(25日)135.61%
空売り比率 42.4%
売買代金
東証プライム 2兆5650億円
東証スタンダード 1250億円
東証グロース 1974億円

4/20(木)米株市況

4/21(金) 米株市況


恐怖指数

恐怖指数

Fear & Greed Index

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN


【業種】


【個別】

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神戸物産(3038)が大幅高になり、年初来高値を更新しています。

 

 

同社は、20日の取引終了後に3月度の単体業績を発表しています。

売上高は前年同月比9.6%増398億4500万円営業利益は同8.0%増22億2200万円となり、堅調な業況を評価した買いを集めたようです。

業務スーパーの価格転嫁が進んでいるほか、プレミアムカルビの売り上げ増加と22年11月に実施した値上げ効果が寄与しているようです。

株価は年初来高値を更新していますが、一段高につながるか注目です。

 

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後工程の半導体製造装置を手掛けるディスコ(6146)が急伸し、上場来高値を更新しています。


同社が、発表した23年3月期連結決算が、売上高2841億3500万円(前の期比12.0%増)営業利益1104億1300万円(同20.7%増)純利益828億9100万円(同25.2%増)となり、営業利益が従来予想の1032億円を上回り過去最高益を更新しています。


しかしながら、同時に発表した1Qの4-6月期見通し2桁減収で大幅な減益計画となっており、市場コンセンサスも下回っています。

パワー半導体向けは引き続き高水準の出荷を見込むものの、量産用途の装置需要は引き続き低調を見込むほか、為替想定を円高に見積もっていることにより出荷額の水準が低下する見通しのようです。


これに対して、三菱UFJモルガンをはじめ、数社のアナリストが、同社の目標株価を引き上げています。

1Qガイダンスは1㌦120円を前提としていて、保守的すぎるということと、同社が取り扱う製品はパワー半導体や自動搬送システム向けなどで「業界平均を大きく上回る成長が見込める」との見方をしているようです。

株価は、来週も確りとした展開を続けられるか注目されます。

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ダイハツディーゼル(6023)が高騰し、一時ストップ高になるまで買われています。

 


 

同社は、23年3月期業績・配当予想の上方修正を発表しています。

営業利益は従来予想の30億円から36億円前期比72.1%増に引き上げ、配当性向を30%をメドとするように配当方針を変更したことにより、年間配当金を従来計画の15円から28円にまで、大幅に引き上げています。

主に海外分野において、メンテナンス関連の需要が想定以上に好調だった様子です。

株価は上値の節目水準を突破し、目先は現水準を保てるか否かが焦点となりそうです。


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三ツ星(5820)が、大幅買い気配スタートから急反発し、一時ストップ高になるまで買われています。

東京証券取引所が21日から信用取引に関する規制を解除すると発表し、日本証券金融も同日付で増担保金徴収措置を解除すると発表しています。


同社は著名投資家が手掛ける銘柄と噂される銘柄で、個人投資家の短期資金の物色対象になっています。

足元で売り買い交錯で荒い値動きを見せていますが、年初来高値を更新すると加速も考えられるとの見方もあるようです。

しかしながら、腕に自信がある人以外は静観しておいたほうが無難と思われます。

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生活習慣病など個人健康管理プラットフォームを提供するWelby(4438)ストップ高まで買われ、年初来高値を更新しています。

 


同社は、PHR(個人健康記録)を通じて患者中心のがん診療実現と治療アウトカムの向上を目的とした「オンコロジーPHRコンソーシアム」を設立したと発表しています。

また、オンコロジーPHRコンソーシアムの取り組みとして、国立がん研究センターをはじめとしたがん診療連携拠点病院と共同プロジェクトを開始することも発表しています。

PHRに集積される臨床データをレジストリ化し、治験や臨床研究での利用を促進することで、患者個別の状態にあわせた最適な治療が提供出来る環境の構築を目指すとしていて、株価は中期上昇トレンド入りが期待されるところです。

テクニカル分析

 


日経平均は反落!

一時、3/9高値(28734円)を上抜き、28778円年初来高値をつけるも、その後は失速。

上髭の長い陰線となり、5日線(28600円)を下回っています。


相場の格言にある「鬼より怖い一文新値」に該当している可能性もあり、注意が必要です。


ナイトセッションの日経平均先物28670円 +110円で戻ってきています。

週明けは、とりあえず上昇からスタートしそうですが、終値今回の高値(28778円)を上抜いて、上昇トレンドを維持させるのか、上値が重く跳ね返されるのか注目です。

跳ね返された場合は、とりあえず、4/14に形成したマド埋め(28156円)水準の調整は想定しておいたほうがいいと思います。


【本日のトピック】

タカトリ(6338)

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さて、本日は去年の10/31のブログで紹介したタカトリ(6338)を再度取り上げたいと思います。

 



同社は10/28上方修正の発表を行ない、ブログで紹介した際に株価はPTSで3990円まで上昇していたのですが、その後、わずか1か月でダブルバガーを達成し、11/28には9760円まで上昇しています。


しかしながら、その後は高値が切り下がるディセンディングトライアングルを形成し、今年の2月には下値抵抗線をブレイク、直近4/20日には4230円まで下落しています。


2月に下値抵抗線をブレイクしたのは、2/13に発表になった2023年9月期1Q決算(10~12月)の発表がきっかけです。

同社は、それまで、パワー半導体向けSic材料切断加工装置の大型受注等が奏功し、順調に業績を伸ばしてきていたのですが、1Q決算では急ブレーキがかかり、営業利益前年同期比40%減2億6900万円に留まったことが失望を呼んだものと思われます。


決算短信をみると、「電子部品の供給停滞状況の長期化、原材料高騰等による影響」が要因になったことが書かれています。


同社の売上構成比をみると、アジアが63.4%をしめています。
他社の決算でも、散見されたことですが、中国の景気悪化が影響したものと思われます。


しかしながら、会社は通期の最高益決算見通しの変更はしていません。

1Q経常利益2億8500万円に留まり、進捗率12.4%になっていますが、2Q7億6000万通期23億円の予想になっています。

 

同社は3/15パワー半導体向けSic材料切断加工装置の大口受注があったことを発表しています。

 


前述のディスコ(6146)の決算からも、パワー半導体の市況は好調であることがうかがえますが、四季報にも、同社が「パワー半導体向けSic材料加工装置がフル生産状態」であることが書かれています。

同社の2Q決算の発表は5/12ですが、回復も期待できるのではないかと思います。


上記は、同社の日足を上下転換したチャートです。

下のチャートを見ると、ボチボチ天井が近い、すなわち、底入れが近いように見えます。

2Qの決算に回復が見られれば、再度騰勢を取り戻すかもしれません。

監視しておいたほうがいいと思います。

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4/21(金) IMAGICA GROUP(6879)のIRに質問しました。

4月20日(木)


【相場概況】

日経平均 寄与度ランキング

東証プライムの値上がり銘柄1027/値下がり銘柄703
騰落レシオ(25日)128.09%
空売り比率 40.0%

売買代金
東証プライム 2兆2428億円
東証スタンダード 1648億円
東証グロース 1989億円

4/19(水)米株市況


恐怖指数

恐怖指数

Fear & Greed Index


【業種】



【個別】

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kabutan.jp


自動車向け油封部品(オイルシール)のトップメーカーのNOK(7240)が大幅上昇になり、年初来高値を更新しています。

同社は、新中期経営計画期間中の資本政策と株主還元を発表しています。

それによれば、3ヵ年で総額675億円を下限とした株主還元(自己株式の取得、配当)を実施するとのことです。

具体的には、2024年3月期は100億円の自社株取得を実施し、2024年3月期〜2026年3月期までの期間においてDOE2.5%以上とし、総額375億円を下限とした配当を実施するとのことです。


また、2024年3月期〜2026年3月期までの期間において、2023年3月末時点の政策保有株式時価総額の25%売却を実施するとのことです。

同社は低PBR銘柄で財務体質も良く、キャッシュも多く持つ企業だけに東証の改善要請を受け何らかの株主還元策を打ち出すと期待はされていました。

5月10日本決算発表を予定していることから、その時に自社株買いが正式に発表されるとの見方が多いようです。

なお、同社はHP上で確認出来る2000年以降で自社株買いを発表したことは一度もないだけに、株主還元には決して積極的ではなかったと言え、今回その姿勢を変えてきたことは好感されるものと思われます。

kabutan.jp


防犯・監視カメラの企画・販売等を手掛けるダイワ通信(7116)が場中値つかずのストップ高比例配分になっています。

 


同社は、ヤマト運輸AI顔認証送迎用バス置き去り防止安全装置「Face Roll Call」について、全国の送迎バス保有事業者への訪問取付を目的とした業務委託契約を締結したと発表しています。

ヤマトグループのネットワークやノウハウを活用することで、導入が進んでいくとの期待から買いが向かったようです。

株価は25日線を超過し、目先は2,000円大台復帰となるか否かが焦点になりそうです。

kabutan.jp


ウェルスナビ(7342)が、大幅続伸になっています。


同社は、ロボアドバイザー「WealthNavi」の預かり資産が8,000億円を突破したと発表しています。

WealthNaviは「長期・積立・分散」の資産運用を自動化し、ETFを通じて世界約50カ国の1万2000銘柄に分散投資するサービスで、資産配分の決定から発注、積立、リバランス、税金最適化まですべて自動で行うサービスです。

預かり資産の増加を評価した買いが継続するか注目されます。

kabutan.jp


イーディーピー(7794)が大幅上昇になっています。


昨晩のワールドビジネスサテライトで、人工ダイヤモンドのことが取り上げられていて、天然ダイヤモンドに比べ割安な人工ダイヤモンドの人気が年々高まっていることが報道されています。

天然ダイヤモンドと違い、人工ダイヤモンドは環境を破壊する心配もなく、値段以外に、環境に配慮することや社会問題に対して意識を向けたブランドを購入する層が増えているようです。

www.nikkei.com


また、前日には佐賀大学の研究グループが、人工ダイヤモンドを使った高品質の半導体の回路を世界で初めて開発したこともあり、その期待感もあるようです。

明日以降も物色が続くか注目されます。

kabutan.jp


オンラインゲーム開発のサイバーステップ(3810)が大幅高になり、年初来高値を更新しています。

同社は本日、完全新作サンドボックスゲーム「テラビット」のPC/Steam版を午後3時にリリースすると発表しています。

ニンテンドースイッチ版とスマートフォン版は5月下旬、プレイステーション4および5版は6月以降にリリースする予定のようです。


また、同社は子会社のブルームズが、米国ナスダック市場への上場を目的としてケイマン諸島に BloomZ Inc. を設立したことも公表しています。

株価は、上昇基調を強めていますが、一段高につながるか注目されます。


テクニカル分析

 


日経平均は小幅反発!

ギャップダウンからスタートしたものの、持ち直し、5日線(28586円)を上回る陽線で終わっています。


4/18高値(28698円)にわずかに届かず、上値の重さを感じさせます。

「最後の抱き陽線」に似た足形を形成していて、明日の動きが売り込まれるようなら、目先のトレンド変換を示唆しているのかもしれません。

 

直近人気のあった材料株も、軒並みストップ安をつけてきており、個人の回転も鈍る可能性が高そうです。

GWまでに、少しづつポジションを軽くしておくことも一考かもしれません。


【本日のトピック】

IMAGICA GROUP(6879)

https://www.imagicagroup.co.jp/

xn--r8jzdvima84a.com


さて、本日は、2/28のブログで紹介したIMAGICA GROUP(6879)のIRにヒアリングをかけましたので記載したいと思います。

お昼すぎにIRに電話すると担当者不在。約1時間後くらいに女性のIR担当の方から連絡していただきました。

5/11の決算発表前ということもあり、はっきり答えていただけないことも多かったのですが、私が質問したのは主に3つの事項です。

①NTT(9432)との共同研究の進捗は?

同社は、昨年12月に「NTT(9432)とIWON時代におけるリアル・サイバー融合空間の表現・演技技法に関する総合的な共同検討に着手した。」と発表しています。

この進捗状況はどうか?と質問すると、

進捗はしているが、現状では公表できない。しかるべき時がくれば発表すると思う。NTTのほうから発表されるかもしれない」

との回答でした。

私は、この件は、前回のブログにも書きましたが、同社の子会社のフォトニックスラティスの持つ、IWON構想に欠かせないフォトニック結晶の技術が関係していると考えています。

 


同社の子会社のフォトニックスラティスはフォトニック結晶を製品化している数少ない会社です。

進捗状況が発表になるのはいつぐらいになるかも、

「NTTとの関係上答えられない」

との返答でしたが、もし、進捗状況が発表されて、同社の子会社の技術が絡んでいる内容であれば、株価を多いに刺激する材料になり得ると思います。


②アマゾンの動画配信増について

www.nikkei.com

 

本日の日経新聞で、「アマゾンが動画配信で独自作品5割増へ」という記事がでています。


日経CNBCでは、同記事から、字幕や吹き替えなどの「ローカライゼーション」を得意とする同社に恩恵が見込まれると報じていました。

これに対し、IR担当の方は

「アマゾンやネットフリックスに限らず、色々な依頼がくる。この件は当社にプラスに作用する可能性はあるが、数多くの業務の一部であり、業績に与える影響がどの程度かの試算はできていない」

との返答でした。
今期の業績に、どの程度寄与するか楽しみです。


③プライム上場基準

shikiho.toyokeizai.net


3/1の会社四季報オンラインによると、同社は東証プライムの維持基準である流通時価総額100億円以上に未適合と報じられています。

これについて、IR担当の方は

昨年末の水準では適合していると公表した。以後については、1~3月の株価の平均値で算出され東証から発表がある。決算発表後に公表する。適合する水準の株価は、ザックリ600円くらいになる。」

との返答でした。

株価は3月半ばから、一時600円を割る時期もありましたが、恐らく、適合していると思われます。

 

そして、同社の株主構成をみると、筆頭株主は、長瀬文男会長の資産管理会社の(株)クレアート

2位、3位は 信託口で日銀ETFと思われます。

5位には、ノルウェー政府がはいっています。

みすみす、株価下落につながるプライム落ちは避けるように動くと思うのですが・・・


同社の指標をみると、PERが7.1倍PBRが0.77倍と割安な水準に放置されています。


株価がさえないのは、重い信用買い残も作用していると思います。

しかしながら、高値期日を通過し、3月以降、毎週信用買い残は減少してきています。

チャートを見れば、75日線(631円)あたりを上抜けることが出来れば、景色が変わってくると思います。

少し時間はかかるかもしれませんが、引き続き有望とみて、監視していきたいと思います。

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4/19(水) やはり、5月は要警戒の米国市場か⁉

4月18日(火)


【相場概況】

日経平均 寄与度ランキング

東証プライムの値上がり銘柄1371/値下がり銘柄388
騰落レシオ(25日)125.59%
空売り比率 40.1%
売買代金
東証プライム 2兆4932億円
東証スタンダード 1396億円
東証グロース 2578億円

4/17(月)米株市況


恐怖指数

恐怖指数

Fear & Greed Index

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN


【業種】


【個別】

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カプコン(9697)が急騰し、上場来高値を更新しています。


同社は、モンスターハンター」シリーズのスマートフォ
ン向け最新モバイルゲーム「Monster Hunte
r Now」を9月にグローバルで提供を開始すると発表しています。

Monster Hunter Nowは位置情報技術とAR(拡張現実)技術を強みに持つNianticが開発・配信を担う新モバイルゲームです。

モンスターハンターシリーズの持つ魅力とNianticの技術を掛け合わせた新たな作品を目指すとしています。

同社株は大型株であり、実際にヒットするのか不透明な状況では先回り買いも続かないとの見方もありますが、23年9月の提供開始に向け、きょうから参加希望者を募り、4月25日からクローズドベータテストを開始する予定としています。


株価の動きは、まずはそれを確認したいところです。

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3/16のブログで紹介したアクシージア(4936)が急騰しています。


同社は、自社株買いを実施すると発表しています。

自社株買いの上限を75万株(発行済み株数の2.90%)・11億円としており、取得期間は4月18日から6月30日までで、成長投資と株主還元の両立を図り、株主への一層の利益還元を遂行できるようにすることを目的としています。

本日の大幅高で株価は3月7日以来約1ヵ月半ぶりに25日線超で商いを終えており、2月に実施した売出し株1235円)の戻り売りをこなすことが出来れば、景色が変わると思います。


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QDレーザ(6613)
が大幅続伸になり、一時ストップ高まで買われています。


引き続き量子ドットレーザ量産受注を好感した動きですが、昨日引け後には早速「第16回新株予約権の大量行使」が発表されています。


行使停止取り消しをした297万株分の新株予約権の内、昨日100万株分が行使されたとのことで残りは197万株分となり、早ければ本日中に行使が完了する期待もあった様です。

行使が完了すれば、需給改善への期待に繋がるため、追い風になるとの見方がある一方で、行使が完了しても改めて好感されるかは不透明との声も聞かれ、出尽くし的に売られる懸念もあるようです。

引け後に大量行使が発表されましたが、57万株分に留まっており、未だ140万株分未行使新株予約権が残っています。

これを受けて、明日の株価がどの様に反応するのか注目です。

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先日のブログで紹介した新日本科学(2395)ですが、昨日は赤字の米バイオテクノロジー企業Satsuma社を買収すると発表したことを受け財務悪化懸念やファイナンス懸念からストップ安まで売られていました。

本日は反発して始まったものの、買いも続かず改めて売られる場面も見られました。

 

しかしながら、後場に同社が買収に関する追加コメントを発表すると下げ幅を縮小してくる動きとなり、その後プラスに転じて値を伸ばしています。

それによれば、改めて市場からの資金調達は予定は無いとコメントしており、更にSatsuma社について既に大規模臨床第3相試験を終了しており、その研究開発費が44百万米ドルを要したために結果として2022年度は大きな赤字となったものの、今年3月に米FDAに新薬承認申請を提出しているため、今後臨床試験を追加で実施する予定は無いとのことです。

業績に対する影響は精査中のようですが、 2024 年 3 月期は Satsuma 社の2023 年 7 月から 12 月までの 6 か月分の業績が連結され、FDA の承認要件である STS101 の製造
施設準備費が主な経費となり、合計で 11 百万米ドルほど費用を想定しているようです。

2025 年 3月期はその半分程度の経費を試算するとのことです。 

株価の動きは、依然として懸念が強い様子ですが、買収金額を市場から調達する予定はなく、経費も限られているようです。

成長ストーリーに変更はないと思われますので、落ち着けば買いになると思います。


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ELEMENTS(5246)が大幅続伸になっています。

同社は、グループ会社のLiquidが手掛けるオンラインでの本人確認サービス「LIQUID eKYC」について、ZOZO(3092)のファッションECZOZOTOWN」の年齢確認に導入されることとなったと発表しています。

正確な年齢確認により、顧客年齢に応じた適切なマーケティング施策の実現などにも繋がるとのことです。

株価は、直近数日レジスタンスとなっていた25日線を明確に上放れており、先ずは3月30日以来の1,200円台乗せがターゲットになりそうです。


テクニカル分析

日経平均 日足 MACD

日経平均は8日続伸!

5日線(28381円)を超える陽線を形成していて、3/9高値(28734円)に肉薄してきています。

 

日経平均 日足 ボリンジャーバンド

上記は日経平均ボリンジャーバンドですが、現状+2σに沿ったバンドウォークをしていることがわかりますが、通常+2σにタッチすれば、2日~5日程度で、いったん反落するケースが多いようです。

足元ではプライム売買代金が低迷する中で、足の速い海外投資家の買い戻し以上の動きは確認できていません。

個別株は、IPO等も好調で回転がきいているため、すぐに急落ということはないと思いますが、ぼちぼち、警戒したほうがいいと思います。


【本日のトピック】

 

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さて、4月のニューヨーク連銀製造業景況指数は、市場の予想外に活動拡大を示しました。

拡大圏に浮上するのは5カ月ぶりであり、新規受注と出荷が急回復しています。


この結果、金利が上昇したのですが、株はしっかりの動きになっています。

やはり、マーケットは
インフレによる金利上昇→株安の流れから、インフレ懸念はもう和らいできていて、金利上昇は限定的。

すなわち、

Goodnews is Goodnews Badnews is Badnews

と反応する正常な状態に回帰していて、昨日は、素直に、債券が売られて、その資金がリスク資産の株に流れるという状況であったということだと思います。

www.google.com

一方で、リッチモンド連銀のバーキン総裁は、労働市場を巡っては「過熱から単なる好調へと変わった」と分析しながらもインフレ率が金融当局の目標である2%まで鈍化することを示すさらなる証拠が必要との見解を示しています。


先日のCPIの発表をみても、予想より鈍化する傾向は見えたものの、まだ5%台であり、当局が目標とする2%には程遠い状況です。

FED Watch 5月

FED Watch 9月

にもかかわらず、マーケットは、5月のFOMCは0.25%の利上げが86.4%の確率であるとしながらも、9月には利下げが行われるとみています。

そうなれば、やはり目先最大のリスクシナリオは5月のFOMCでしょう。

FRBが、あくまで2%目標にこだわる姿勢をしめすのであれば、5月以降の利上げ、もしくは金利高止まりが継続する方針をアナウンスすることになると思います。

その場合は、決算もあらかた出た後になりますし、株価にとってはマイナスに作用すると思います。

逆に、将来のリセッションを懸念して、インフレ目標2%にこだわらないハト派の姿勢をみせるのであれば、米株市場に本当の春が来ると思います。

FRB現状のインフレ退治か、将来のリッセッション懸念、非常に難しい判断を迫られていると思いますが、今のところ、当局要人からは2%目標にこだわる発言しか聞こえてきません。

日本株も目先は、非常に好調ですが、5月には米株下落のリスクも考えておいたほうがいいかもしれません。

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4/17(月) 新日本科学(2395)に注目!

4月14日(金)


【相場概況】

日経平均 寄与度ランキング

東証プライムの値上がり銘柄1234/値下がり銘柄519
騰落レシオ(25日)104.24%
空売り比率 46.7%
売買代金
東証プライム 2兆9323億円
東証スタンダード 1733億円
東証グロース 1683億円

4/13(木) 米株市況

4/14(金)米株市況


恐怖指数

Fear & Greed Index

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN


【業種】



【個別】

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ファーストリテイリング(9983)が大幅続伸し、年初来高値を更新しています。


同社は2023年8月期業績予想の上方修正を発表しています。
営業利益を従来予想の3500億円(前年同期比18%増)→3600億円(同21%増)になる見通しを発表しています。

また、年間配当予想株式分割考慮後ベース)で230円→250円に増配することを発表しています。

主力商品の値上げが奏功した他、中国での3月の販売状況が極めて良好であったことがうかがえます。


同社の需給を見ると、買い残32万株に対し、売り残93万株、貸株を利用した貸付残は1729万株売り残+貸付残1822万株にも及んでいて、ものすごい売り長であったことがわかります。

 


シティグループ他4社が大量に空売りを仕掛けています。

コンセンサスは会社計画下振れとされていたため、今回の上方修正はサプライズとなり、ショートカバーを余儀なくされたようです。

同社1社の本日の値上がりで、日経平均261円も上昇させたことになります。

株価は2021年3月来の高値水準まで上昇してきていますが、どこまで上値を取っていけるのか注目されます。

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助川電気工業(7711)が急騰しています。

政府は次世代エネルギー源として期待される核融合について、初めてとなる開発戦略を策定したと発表しています。

これを受けて、核融合関連として、同社株に短期資金が集まったようです。

同社株以外にも、核融合関連として、東邦金属(5781)ストップ高になった他、東洋炭素(5310)マイクロ波化学(9227)太平電業(1968)などが大幅高になっています。

核融合関連銘柄


次世代エネルギーとして、核融合は注目されるテーマとなりますので、核融合関連は押さえておいたほうがいいと思います。

kabutan.jp


中古車買い取りのカーチスホールディングス(7602)ストップ高まで買われ、年初来高値を更新しています。

 


同社は、新華綿集団および山東東航空城投資有限公司との間で、投資枠組み契約意向書を締結したと発表しています。

青島にある上海協力機構モデル区と空港総合保税区の政策のメリットを活かして、自動車輸出産業のノウハウを集積し、中国北方最大の中古車国際貿易センターに発展させていき、一帯一路諸国向けの中古車総合貿易プラットフォームを構築することを目的とするとしています。

先行きの業績期待の買いが入った様子で、この勢いがどこまで持続するのか注目されます。

kabutan.jp


名刺管理システムのSansan(4443)が高騰しています。


同社は2023年5月期3Q累計決算を発表し、営業利益が前年同期比48.4%増7億6000万円で着地したことを発表しています。

上半期は0.7億円赤字で、22年5月期の通期6.3億円の水準であったことから、想定以上の収益改善となったことが材料視されています。

 

主力の「Sansan」の売上高が伸びた他、インボイス(適格請求書)管理サービス「Bill One」も契約が急増したようです。

株価は下ヒゲ陽線で、ほぼ高値引けになっているため、勢いを感じます。


昨年後半に上値抵抗となった1840円台を伺う動きになりそうです。

kabutan.jp


パチスロ機大手のユニバーサルエンターテイメント(6425)が、マドを開けての、5連騰になり年初来高値を更新しています。


同社は、IR施設「オカダ・マニラ」を運営するTIGER RESORT,LEISURE AND ENTERTAINMENTの2023年12月期第1四半期速報値を発表しています。

売上高が前年同期比97.0%増126億700万ペソ(約308億8,700万円、1ペソ=約2.45円)、調整後EBITDA同2.9倍33億2,600万ペソ(約81億4,800万円)となりました。

株価はコロナショック後の下げ分を埋めており、一段高のステージに入ってきているようです。


テクニカル分析

日経平均 日足 MACD

日経平均は6日続伸!

ギャップアップからスタートし、高値引けに近い陽線で終わっています。

 


4/4の直近高値(28287円)を上抜き、このまま、3/9高値(28734円)を上抜けるようなら、上昇のN字波動を描く形で29000円トライになると思います。

 

ナイトセッションの日経平均先物28520円 +100円で戻ってきています。

週末は日経平均が大幅高になったにも関わらず、空売り比率が46.7%と高水準であったことを勘案すれば、週明けの日経平均は上昇からスタートすると思います。

しかしながら、週末の日経平均ファーストリテイリングの株価上昇に寄与するところが大きく、同社株に利益確定売りが出たり、米株が金融決算を悪材料視し、売り込まれる局面があれば、売りに押される局面はあるかもしれません。

ただ、それでも上向きの5日線(28058円)程度の押しで終わるのであれば中期上昇トレンドは継続すると思います。

基本は押し目買いのスタンスが有効と思います。

【本日のトピック】

新日本科学(2395)

https://www.snbl.co.jp/


さて、本日は新日本科学(2395)を紹介します。

同社は、1957年日本発の医薬品開発受託研究機関(CRO)として鹿児島で創業した会社です。

事業は

1. 医薬品開発のすべての過程を受託するCRO事業

2. 独自に開発した経鼻製剤の投与基盤技術を用いた新薬の研究開発、ならびに国内外の大学・研究機関などの有望なシーズや画期的技術を発掘し、研究開発をサポートするTR事業

3. 鹿児島県の自然資本を生かした環境に配慮したメディポリス事業(社会的利益創出事業)

の3つの事業を展開しています。

ただ、売上構成比はCRO事業91.7%を占めていてます。


CRO事業における一般的な流れは上記のようになりますが
同社が強みを持つのは臨床試験です。


臨床試験とは、ヒトで薬の安全性を調べる試験の前段階

に当たる創薬初期に、ネズミやカニクイザルなどの動物を

用いて有効性や安全性を見る試験のことです。

 

同社はとくにヒトに近いカニクイザルの試験に強みがある

ようです。

試験施設を鹿児島やカンボジア保有しているほか、世界

で唯一、自社グループ内に繁殖・供給体制を保有しています。

欧米など海外にも積極的に展開しています。

海外事業も順調に伸びてきているようですが、現状では国内事業が82.6%であり、まだまだ伸びる余地もありそうです。


業績も、概ね順調にのびてきています。

 

特筆すべきは、粗利益率が順調にのびているところでしょう。


同社は前臨床試験の最大手ですが、この分野はライバルが少ないため、高い粗利に繋がっているようです。

 

最終益がマイナスなのは、保有する有価証券の減損処理を行ったためで一過性のものと思われます。

同社は2022年7月東証スタンダードに上場していたイナリサーチTOBで子会社化しています。

イナリサーチは医薬品企業のほか食品関連企業からも受託し、実験動物や細胞を用いて開発薬物や食品素材の安全性・有効性を確認する前臨床試験を行なっています。

国内だけでなく、東南アジア、とくに韓国向けに強みがあるようです。

 


イナリサーチの買収により、海外の受注がかなり増加してきています。


同社の上期受注高は133億7300万円ですが、海外からの受注額は57億3100万(前年同期比1.9倍)と急増していることがわかります。

 

医薬品業界は国内外問わず、開発のスピードアップと費用の効率化などを狙い、CRO(医薬品開発業務受託機関)へのアウトソーシングを推進してきています。

CROとして豊富な実績を持ち、動物育成まで一貫して手がける同社への引き合いが活発化していることがうかがえます。



株価は3/63225円の高値を付けてから、いったん調整に入りましたが、2点底から、再び上値トライのタームに入ってきたように思います。


おまけに、需給は売り長日証金では逆日歩1日0.1円ではありますが発生してきています。

貸株を利用した貸付残が106万株ほどありますが、GSもバークレーもそろそろ買戻し始めているように感じます。


レーティングも、いちよし証券が目標株価を5000円BofA4000円に設定しています。

次回の決算発表は5/8の予定ですが、そこで更なる好決算見通しが示されれば、株価は位置どころを変えてくるのではないかと思います。

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4/14 (金) CPI通過!当面の米市場の関心事は企業決算に!

4月13日(金)


【相場概況】

日経平均 寄与度ランキング

東証プライムの値上がり銘柄943/値下がり銘柄787
騰落レシオ(25日)106.07%
空売り比率 41.9%
売買代金
東証プライム 2兆4060億円
東証スタンダード 1343億円
東証グロース 1728億円

4/12(水)米株市況


恐怖指数

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN


【業種】


【個別】

www.nikkei.com

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ソフトバンクG(9984)が引けでは売られたものの、一時1.8%高になる局面がありました。

英紙フィナンシャル・タイムスがSBGが保有する中国 アリババ集団株の残り、ほぼすべての株を売却する方向に動いたと報じています。

中国へのエクスポージャーを抑えるとともに、財務体質の改善につながると評価した向きが買いを入れたようです。

一方で、同社は、これまでも大きなマイナス決算の際に、アリババ株を売却してきた経緯があり、これ以降は背水の陣をひくことになります。

本格的に日本のグロース株相場が復活するのであれば、同社株の上昇は欠かせないはずです。

今後も注目すべき銘柄と思います。

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トレジャーファクトリー(3093)が急伸し、ストップ高まで買われています。

 

 

同社は2023年2月期売上前年同期比21%増282億円になり、経常利益2.5倍26.2億円で着地したことを発表しています。

 

また、2024年2月通期経常利益9.6%増28.7億円に伸びることを見込んでいます。

 

 

さらに、今期配当は前期の18.5円→21円増配し、取得総数20万株、取得総額2億円を上限とした自社株買いの実施を発表しています。

株価は年初来高値を更新し、コメ兵HD(2780)買取王国(3181)など、他のリサイクルショップ株にも波及しています。

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エヌピーシー(6255)ストップ高まで買われています。

 


同社は2023年8月期2Q累計決算を発表していますが、営業利益2億2400万円(前年同期比224倍)と大幅増収増益で着地したことを発表しています。

これを受けて、通期の見通しも大幅上方修正しています。

同社は昨年10月の本決算発表の時に、部品価格の上昇などを理由に、今期見通しを増収ながら大幅減益になる見通しを発表し、株価も売り込まれていました。

 


2Q決算では主要案件での原価低減などにより、売上総利益率が向上したようです。

受注はもともと好調なため、利益率が改善してくれば見直し余地も大きいとの声もあります。

明日以降の株価に注目です。

kabutan.jp


オンラインゲームの運営を手掛けるケイブ(3760)が場中値つかずのストップ高比例配分になっています。

 


同社は2023年5月期3Q累計決算を発表し、売上前年同期比3倍35億8600万円になりましたが、営業利益6億800万円の赤字になっています。

 

しかしながら、3Q(12月~2月)でみると、9億300万円の黒字になっていることがわかります。

子会社でらゲーの損益連結を開始したほか、Nintendo Switch版「虫姫さま」海外パッケージ版が売上に貢献したようです。

 

また、延期していた東方projectのIP許諾を受けた新規ゲームのリリース時期を今年の11月22日とすることも発表しています。

株価は年初来高値を更新していますが、一段高が期待できそうです。

テクニカル分析

 

日経平均 日足 MACD

日経平均は5営業日続伸!


主要な移動平均線を上回る形で、「陽の陽包み」を形成し、目先の上昇トレンドが加速しやすい足形が形成されています。

まずは、4/4高値28287円を突破できるかが注目されます。

kabutan.jp

ファーストリテイリング PTS

引け後にファーストリテイリング(9983)上方修正と増配の発表をしています。

同社株のPTSも大幅高になっています。

ファーストリテイリング日経平均の構成率の10.93%を占めていますので、日経平均上昇の強力な援軍になりそうです。

【本日のトピック】

 

www.google.com



さて、ご存じのとおり、注目された米CPI総合は市場予想を下回る5.0%になったものの、コア5.6%と市場予想と同じ水準になったことが発表されています。



株価は発表直後こそ上昇したものの、その後に発表された3月FOMC議事録でも、ハト派的なメッセージは少なく、株安・金利上昇につながりました。

FED Watch 5月

FEDwatchをみても、65%以上が5月FOMCに0.25%の利上げがあることを示唆しています。


マーケットは、5月に0.25%の利上げをおこない、6月にも利上げが底止年内に利下げに転じることを織り込んできています。

 

マーケットの当面の関心事は、企業決算に移ってくるでしょう。

株式市場も、金利は、あと1回の利上げで終了になることを織り込んでいて、goodnews is goodnews ,badnews is badnews という正常な反応になってきています。

米決算は、14日ウェルズ・ファーゴを皮切りに、銀行の決算発表が先行します。

SVB破綻がありましたので、銀行引当金を積んでくると思われますので、いい決算は出にくいと思います。

株式市場が決算を失望して下落するのか、すでに織り込み済みという反応になるのか見ていく必要があると思います。

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