27日の日経平均は28635.21円
+89.03(+0.31%)でした。
東証1部の騰落銘柄数は値上がり1291/値下がり814です。
主力どころではキャノン(7751)キーエンス(6861)日本電産(6594)等が大幅高!
昨日 紹介したファーマフーズ(2929)も田辺三菱製薬と自己免疫疾患に対する開発候補抗体についてライセンス契約を締結するニュースがでて15%近くの上昇になりました。
反面 エムスリー(2413)が全市場売買代金トップになる大商いで5%強下落しています。
エムスリーが5%強下落したのは昨年11/10以来です。
下落した要因で考えられるのが、
モルガンスタンレーが「成長性は問題ないが、バリュエーションが説明できない」として、イコールウェイト(中立)に引き下げたのが原因のようです。
エムスリーのPERは210倍 時価総額を売上で割ったPSRは43倍になります。1/29に第3四半期の決算発表を迎えますが、たしかに、ハイグロース株の決算は厳しく評価される傾向があるようです。
上記は26日引け後に第1四半期の決算発表をしたマクアケ(4479)ですが、本日8900円 -1440(-13.93%)と大幅下落しています。
上記は今回発表になったマクアケの第1四半期決算ですが、ぱっと見た限り売上も前年同期比91%伸びて営利も48%伸びていますので問題ないように見えます。
ところが、前四半期 2020年9月期4QとQonQで比較すると売上が12.4%減になっています。
マクアケもPER269倍 PSR37倍のハイグロース株です。つまり、マクアケのようなハイグロース株は、クォーター決算で前年同期比91%伸びていても、QonQで伸び率が鈍化していれば、株価は売られる材料になるということです。
上記の表は、これから決算を迎える高PER 高PSRの一覧ですが、ハイグロース株はより厳しく決算が評価される傾向がありますので注意が必要です。