2/5の日経平均は28779.19円
+437.24(+1.54%)でした。
東証1部の騰落銘柄数は値上がり1548/値下がり563
売買代金3兆1900億円 3兆円越えの大商いです。
JAL(9201)が7%を超える上昇のほか、JR東海(9022)JR西日本(9021)等 アフターコロナを見据えた株に買いが入り、今期営業赤字を回避することになったマツダ(7261)がストップ高。 アップルがEV生産打診との思惑で日産(7201)三菱自(7211)等の自動車株も大幅高しました。
反面 エムスリー(2413)レーザーテック(6920)等グロース株が売られ、マザーズもマクアケ(4479)や弁護士ドットコム(6027)等主力グロース株が大きく売られる動きになりました。
新規上場したQDレーザー(6613)は引け間際に値が付き770円安値引け。私も途中まで買いにいきましたが、想定より高くなったためあきらめました。ただ今後も乱高下は必至ですのでタイミングをみて狙ってみたいと思います。
日経平均は5日線(28444.17円)が25日線(28210.29円)をデッドクロスすることなく上向き、パラボリックも陽転です。モメンタムもゼロライン突破間近になってきており、週末SQに向けて4度目の29000突破が試される展開と思われます。
ただ、私は個人的にはSQ後は調整がはじまってもおかしくないと感じています。
上記は投資主体別売買動向の表ですが、日経平均が28000円を割った1月最終週を注目しますと、海外勢は売り越し、それに対し個人が大幅な買い越しになっていることがわかります。
東証1部 2部は昨年のコロナ暴落の3月第1週以来の大幅買い越し、マザーズにいたっては過去最高の買い越しを記録しています。
上記は1月最終週に信用買い残が増加した銘柄ですが、個人が買い向かったのは上記銘柄群であるということが言えると思います。これを見ますと今週の上昇局面で多くが日経平均の上昇率より見劣り、もしくはマイナスになっています。
マザーズでは、1月最終週に上記のような主力グロース銘柄及び12月IPOが買われています。
そして、その多くが今週決算発表を通過します。
上記は4日に中間決算を発表したメルカリ(4385)の概要ですが、上場来ずっと赤字だったのが念願の黒字転換を達成していることがわかります。
しかしながら、週末メルカリの株価は6%を超える下落になっています。理由としては、後講釈に近いものがあると思いますが、メルカリの国内流通総額は前年同期比でいうと28%の伸びであったものの、7~9月期の34%に比べれば伸びが鈍化している。米メルカリの流通総額が7~9月期に比べれば9%ダウンしたということのようです。
株価は上場来高値近辺というわけでもないのに、ずいぶんシビアな評価と思いますが、今回の決算は総じてハードルが高いということが言えると思います。
上記は決算発表のスケジュールですが、今週2/10には472銘柄 2/12には754銘柄と決算発表のピークを迎えます。
海外勢が売り越しになっているなか、買い向かっている個人の保有銘柄が決算後売られる展開になった場合 SQ後はある程度の調整もやむなしと考えます。
相場は関係ないですが、昨日 子供といっしょに、遅ればせながら「鬼滅の刃」の映画を見てきました。
鬼滅で一番儲かったのはソニーと言われていますが、なるほど、あの好決算もうなずけます。
息子も中学になれば、親と映画にいくことも減っていくと思いますが、受験が終わって、いましばらくは家族ゆっくりとした時間を過ごしたいと思います。