えのキングの投資日記

日本株投資日誌

7/19(月)

 

f:id:ENOKINGkun:20210717171834p:plain

f:id:ENOKINGkun:20210717171942p:plain

日経平均 寄与度ランキング

東証一部の騰落銘柄数は値上がり1008/値下がり1058
騰落レシオ(25日) 89.99
売買代金 東証一部 2兆1550億円
     マザーズ 1803億円

f:id:ENOKINGkun:20210717173318p:plain

日経平均 日経VI VIX

日経VI 19.63 +0.61(+3.21%)
VIX  18.45 +1.44(+8.47%)

業種 海運鉄鋼非鉄金属
など上昇
   医薬品精密機器鉱業など下落

個別 日本郵船(9101)川崎汽船(9107)商船三井(9104)など海運大手がそろって大幅高になり、日本製鉄(5401)神戸鋼(5406)JFEHD(5411)など鉄鋼大手も強い上昇になりました。

インドネシアで新規に銅精錬関連の業務3000億円を受注したと報道された千代田化工建設(6366)7%の上昇になり、1Qが大幅増益になったイカレント(6532)全市場の売買代金ランキング7位にはいる大商いで急騰しています。

業績関連の発表で急伸した銘柄も多く、今期大幅増益計画を発表したきずなHD(7086)1Q大幅増益幸和製作所(7807)1Qが営業黒字転換になったエヌリンクス(6578)などがストップ高まで買われています。

反面、米バイオジェンと共同開発したアルツハイマー治療薬について、米国の主要医療センターが投与を当面見送ると報道されたエーザイ(4523)13%近い下落になり、通期の営業利益を下方修正したファーストリテイリング(9983)2%を超える下落になり、この2銘柄だけで日経平均を約124円引き下げています。

半導体株の下落を嫌気して、東京エレク(8035)アドバンテスト(6857)などが軟調になり、ソニーG(6758)任天堂(7974)などゲーム関連株も売りに押されています。

業績関連のリリースでは、1Q決算が失望を呼んだテラスカイ(3915)JMACS(5817)が大幅安になり、1Qが大幅減益になった東京衡機(7719)15%を超える急落になっています。
また、1Qが大幅減益になったロゼッタ(6182)13%近い大幅安に沈んでいます。

マザーズに新規上場したキール(4047)は前引け間際に公募価格の77%高の2480円をつけたあとストップ高まで買われています。
   

f:id:ENOKINGkun:20210717185339p:plain

日経平均日足 

日経平均は3日続落!
オプションの需給から、本日ぐらいまでの下落から下値切り上げの上昇にはいることを想定していましたが、先物のナイトセッションは水色の横線27710円まで下落してきており、更なる下落の可能性が高くなったと感じています。

f:id:ENOKINGkun:20210717191428p:plain

主要大口プット建玉

 メインプレイヤーのアムロ28000円27750円27500円のプットを大量に売っており、壁を作っているのですが、先物ナイトの動きでは、すでに28000円27750円が破られてきています。
これは、CSドイツ証券モルガン連合の売り仕掛けと思われ、28000~27750円のプットを買っており、先物でも売り仕掛けをしています。
同3社27000円でもプットを買っており、アムロも同調しています。
したがって、27000円あたりまで下落してもおかしくなく、4連休前までに安値をつけたあと、月末にかけてショートカバーのリバウンドで28000円あたりまでの戻しを試す展開と思われます。

 

f:id:ENOKINGkun:20210717194152p:plain

日経平均 日足 フィナボッチ指数

 上記は日経平均フィナボッチ指数ですが、78.6%押しは27293円になります。

f:id:ENOKINGkun:20210717194713p:plain

日経平均先物

 上記は日経平均先物のチャートですが、仮にセンターラインまで下落すれば27250円あたりが意識されるところです。
したがって、今回の下値のメドは27000~27300円あたりと考えます。

f:id:ENOKINGkun:20210717195421p:plain

信用残推移

f:id:ENOKINGkun:20210717200010p:plain

信用残推移

いったん安値を付けたあとは月末にかけ戻すことを想定しますが、30000円を目指す上昇トレンドに回帰するのはそう簡単なものではないと思われます。
上記は信用残推移ですが、7/9の週買い残が3兆6000億円まで膨らんでいます。
ネット信用残(買い残-売り残)も2.9兆円にのぼり、7/2の週2.7兆円を上回り年初来最高額を更新しています。
今週も急落していますが、30000円以上で捕まった追証のぶん投げが加速しやすい状況になっています。
特に8月中旬になれば、2月中旬の信用期日を迎えることになり、仮に戻りがあっても戻り売りが出やすい環境であることには注意が必要です。
仮に米株の下落が加われば、26000円前半とかの下落もありうることは頭にいれておいたほうがいいかもしれません。