えのキングの投資日記

日本株投資日誌

7/29(木)

7月28日 相場概況

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日経平均 寄与度ランキング

東証一部の騰落銘柄数は値上がり422/値下がり1679
騰落レシオ(25日)99.01
売買代金 東証一部 2兆2055億円
     マザーズ 1543億円

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日経平均 日経VI VIX

日経VI 23.25 +2.27(+10.82%)
VIX  19.32 +1.74(+9.90%)
7/28 16:23現在

業種 鉄鋼石油・石炭パルプ・紙など上昇。
   金属製品情報・通信サービスなど下落。

個別 上方修正がポジティブサプライズとなった三菱自動車(7211)8%を超える大幅上昇。日産自動車(7201)4%近くの連れ高になり、ホンダ(7267)SUBARU(7920)もプラスで推移するなど自動車株に好影響が波及しています。

日本製鉄(5401)神戸鋼(5406)など鉄鋼株が逆行高したほか、上方修正と自社株買いを発表したシマノ(7309)や、同じく上方修正を発表した日清製粉G(2002)が大幅高しています。

東京都のコロナ新規感染者数急増を受けて、川本産業(3604)中京医薬品(4558)ダイトウボウ(3202)など、昨年マスク不足の際に賑わった銘柄が物色されています。

反面、指数寄与度の高いソフトバンクG(9984)ファーストリテイリング(9983)が大幅安になり、2銘柄で日経平均147円押し下げています。

レーザーテック(6920)SUMCO(3436)が値幅を伴った下落になるなど、ハイテク中心にグロース株が売り込まれました。

下方修正を発表したマクアケ(4479)が値つかずのストップ安比例配分になり、BASE(4477)フリー(4478)などマザーズの主力どころも売り込まれています。

今22.6月期の見通しが物足らないと評価されたゲンキードラッグストア(9267)が急落し、フジオーゼックス(7299)も上期の見通しを引き上げたものの、1Qの実績からすれば保守的とみなされ大幅安に沈んでいます。
テセック(6337)も1Qの黒字転換が好感されず急落しています。

本日マザーズに新規上場したブレインズテクノロジー(4075)は公募価格の2.3倍の初値をつけたものの、終値は初値を大きく下回っています。

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日経平均 日足 MACD

日経平均は反落!
再び、200日線(27782円)を割り込んできており、短期線の5日線(27664円)も割り込んできています。
コロナ蔓延や中国不安など、不安視材料には事欠きませんが、基本200日線が上向きの間は、一時的に割り込んだとしても27000円を大きく下抜けることはないと思います。

需給面をみても、短期の動きはアムロがかき回しているものの、6月以降の日経の下落を先導してきたのは、明らかにCSです。
CSショートポジション(先物の売り)をみると、1266枚(6/25時点)→5304枚(7/2時点)→6352枚(7/9時点)→8417枚(7/16時点)→8720枚(7/21時点)と増加傾向にあります。
ところが、日経平均7/20までに5日続落になった時には微増にとどまっています。
恐らく、ショートカバー(先物の買戻し)のタイミングも近く上昇局面に転じることもありうるのではないかと思っています。

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市場区分の見直しの概要

さて、本日は来年4月から実施される市場区分の見直しについて、押さえておきたいポイントをあらためて書いてみます。
現在、東証1部東証2部JASDAQマザーズに区分されているのが、来年はプライム市場スタンダード市場グロース市場の3市場に分類されることになります。

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TOPIX 変更サマリー

重要なのは、市場区分の変更というより、TOPIXに組み入れられるかということです。
上記の図で、現状は赤枠内東証一部銘柄がTOPIXに組み入れられていますが、市場区分見直し後は流通時価総額100億以上緑枠TOPIXに組み入れられることになり、100億未満の会社は段階的にTOPIXから外されることになります。

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プライム指定銘柄は2022年1月に公表され、2022年5月TOPIXに組み入れられます。
その後、流通時価総額100億未満でTOPIXから段階的に除外される銘柄が2022年10月7日に発表され、TOPIXから徐々に除外されていきます。
2025年1月末までには完全にTOPIXから除外されていくことになります。
TOPIXから、除外されるということは、多くのパッシッブファンドで運用する機関投資家から、投資対象外とみなされることになり、当然日銀の買い対象から外されます。
現在東証1部企業のほとんどの大株主の中には、日本カストディ信託口とか日本マスター信託口とかがはいっていますが、これらが売ってくることになりますので、TOPIXから外されるのは死活問題になると思います。

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反面、上記は現在TOPIXに組み入れられておらず、プライム市場に新たに組み入れられる可能性がある銘柄群ですが、もしTOPIXに組み入れられれば当然売買に厚みがでますし、外人の買い対象になると思います。

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上記は、プライム市場に組み入れられる可能性のある銘柄群のパフォーマンスですが、すでに10%以上もTOPIXをアウトパフォームしていることがわかります。
TOPIXに組み入れられるのは来年5月ですが、すでに先回り買いが入り始めているということです。
上記銘柄の押し目を狙うのもいいのではないかと思います。