えのキングの投資日記

日本株投資日誌

9/9(金) EUのリスクは高まるも、今晩のパウエル発言は無風で終れるか? 

9月8日(木)

【相場概況】

日経平均 寄与度ランキング

東証プライムの値上がり銘柄1704/値下がり銘柄103
騰落レシオ(25日) 100.34%
空売り比率 43.2%
売買代金
東証プライム 2兆9818億円
東証スタンダード 823億円
東証グロース 1076億円

恐怖指数

日経平均 S&P500 日経VI VIX

Fear & Greed Index

恐怖と貪欲指数 - 投資家心理 |ティッカー (cnn.com)

【業種】


【個別】
主力銘柄がほぼ全面高になり、キーエンス(6861)NTT(9432)4%を超える上昇になり、前日売り込まれたOLC(4661)日本郵船(9101)HOYA(7741)日本電産(6594)ダイキン(6367)なども3%を超える上昇になっています。

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国際線の予約が回復してきている日経新聞の報道から、JAL(9201)ANA(9202)空運株が買われ、HANATOUR JAPAN(6561)アドベンチャー(6030)など旅行関連も大幅高になっています。

インバウンド期待から松屋(8237)三越伊勢丹(3099)H2Oリテイリング(8242)など百貨店株も大きく上昇しています。

kabutan.jp

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2Qの経常利益が大幅増額になったトミタ電機(6898)16%を超える大幅続伸になり、2Qの営業利益が黒字転換になったハウテレビジョン(7064)ストップ高まで買われています。

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日本郵船(9101)IHI(7013)傘下のIHI原動機日本シップヤード社と共同研究開発を進めていたアンモニア燃料アンモニア輸送船日本海事協会から基本設計の承認を取得したと発表したジャパンエンジンコーポレーション(6016)ストップ高まで買われています。

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業界初の基本特許技術「施工体制作業指示」を取得したと発表したスパイダープラス(4192)ストップ高まで買われています。
同社は小型貸借銘柄で、大きく売り込まれていた銘柄ですが、同様のプレイド(4165)KaizenPlatform(4170)が派手に物色されたことから短期資金が群がったものと思われます。


反面、原油価格の下落を受けて、INPEX(1605)石油資源開発(1662)などが逆行安になり、三井松島(1518)住石ホールディングス(1514)も大幅安になっています。

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東京五輪汚職事件に絡み、東京地検が家宅捜索に入ったと報じられたパーク24(4666)4%を超える下落になっています。

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モルガン・スタンレーMUFG証券が投資判断を「オーバーウエイト」→「イコールウエイト」、目標株価を3600円→3300円に引き下げた三井不動産(8801)が逆行安になっています。

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今期増収増益見通しを発表するも、コンセンサスを下回ったアイモバイル(6535)が大幅続落になり、下方修正を発表したストリーム(3071)も大幅下落になっています。

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従来型のコロナウイルスワクチンの開発を中止すると発表したアンジェス(4563)が大幅安になり年初来安値を更新しています。

もはや、詐欺というレベルで、こうなることはお約束でした。しっかり説明責任を果たしてもらいたいところです。

(日テレさん、統一教会はもうあきたので、ミヤネ屋でこのことも、しっかり報道してや!!吉村知事といっしょにな!)


テクニカル分析

日経平均 日足 MACD

日経平均は大幅反発!


大幅ギャップアップからスタートし、上値抵抗線になっていた5日線(27678円)を突破し、心理的な節目の28000円も回復して終了しています。

海外投資家売買動向

日経平均が約1000円下落した8/29-9/2の週に海外投資家▲1.18兆円(現物▲4273億円/先物▲7570億円)と2週連続の売り越しになっています。


7月からの先物累計金額2.7兆円に対し、直近2週間で1.1兆円を売り越しています。


今週は明日を乗り切れば、週足52週線(27807円)を上抜ける陽線で終わりそうですが、海外投資家の売買動向が買い越しに転じているのか要注目です。

目先は上向きに転じた5日線(27678円)25日線(28258円)のどちらをブレイクするかが注目になります。

【本日のトピック】

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さて、昨日の上昇のきっかけは、EUが、追証の資金調達に苦戦しているエネルギー企業に対し、追証対策を支援する方針が伝わったことにあると思います。
この発表がされた直後からドイツDAXはプラスに転じました。

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米国では、FRBのブレイナード副議長の講演がありましたが、内容的には、これまでの通り、政策金利を景気抑制的な水準まで引き上げ、「しばらくの間」維持しなければならないというものでした。

ところが、マーケットは「引き締めのサイクルのある時点でリスクの二面制が強まるだろう。」とのコメントを「利上げのリスクに言及した」ととらえ反発しました。
ナスダックも6年ぶりの7日続落になっていましたので、反発するきっかけを探していたのかもしれません。

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先ほど発表になったECB理事会では、0.75%の利上げを決定しました。

ドイツをはじめ、EUの株価は下落しています。



それに対し、米国は9月FOMCも、ほぼ0.75%の利上げになることを織り込んできています。

今晩22:10から始まるパウエル議長の発言も無風に終わるのではないかと思います。

日本株も、明日のSQを乗り切れば、相場の方向性も、はっきりしてくると思いますので要注目になると思います。

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