9月13日(火)
【相場概況】
東証プライムの値上がり銘柄1008/値下がり銘柄735
騰落レシオ(25日) 102.51%
空売り比率 38.4%
売買代金
東証プライム 2兆3608億円
東証スタンダード 778億円
東証グロース 1766億円
【恐怖指数】
恐怖と貪欲指数 - 投資家心理 |ティッカー (cnn.com)
【業種】
【個別】
新作ゲーム「スプラトゥーン3」の国内販売本数が発売3日間で345万本の歴代最多記録になったと報じられた任天堂(7974)が5%を超える上昇になっています。
売買代金は全市場トップになり、高い注目が続きます。
日本郵船(9101)、商船三井(9104)、川崎汽船(9107)の海運株が買われ、JR東日本(9020)や西武HD(9024)など鉄道株も大幅高になっています。
政府は「GO TO トラベル」に代わる全国旅行支援を早ければ月内に開始する方向で調整と報じられ、オープンドア(3926)やHANATOUR JAPAN(6561)、旅工房(6548)など旅行関連が急騰しています。
アップルが5月以来の大幅高になったことが好感され、電子部品株が買われ、TDK(6762)が3%を超える上昇になっています。
3Q決算が好感された神戸物産(3038)が大幅高になり、挙式・披露宴回復で3Qが黒字転換することになったアイ・ケイ・ケイホールディングス(2198)も急伸しています。
反面、円安に一服感がでてきたことから、三菱自動車(7211)やマツダ(7261)、SUBARU(7270)など自動車株が売られています。
第一生命(8750)や東京海上HD(8766)、SOMPOホールディングス(8630)など保険株が総じて売り込まれています。
1Qが大幅減益になったフィット(1436)が急落し、今期大幅減益と株主優待廃止を発表したシーアールイー(3458)が13%を超える大幅下落に沈んでいます。
8月の月次が前月と比べて物足らないとみなされたモノタロウ(3064)が大幅安になっています。
【テクニカル分析】
日経平均は4日続伸!
4営業日で1400円近く上昇するハイペースでの上昇になっていて、いったん調整があってもおかしくないところですが、新高値銘柄数が高水準で推移していて、地合いはいいことがうかがえます。
MACDは陽転し、5日線(28173円)と25日線(28299円)のゴールデンクロスも間近になっています。
本日発表の米CPIは、恐らくインフレのピークアウトを示すでしょうし、FRBもFOMCを前にブラックアウト期間にはいりますので、米株の下落要因にはならないと思います。
日経平均も過熱を抑える調整はあるかもしれませんが、25日線程度の日柄調整で終われば、29000円を再びトライする動きがあるかもしれません。
【本日のトピック】
さて、9/16(金)に eWeLL(イーウェル)(5038)が東証グロース市場に新規上場します。
訪問看護ステーションの業務支援システムをクラウドで提供する会社で、訪問看護専用の電子カルテシステム「iBow」は電子カルテのNo.1シェアをとっています。
主幹事は大和証券 公募価格は1700円です。
社長の中野剛人氏は、元プロジェットスキープレーヤーという異色の経歴をもつ人ですが、事故で長期入院をした時に、医療従事者が大量の書類作成に忙殺されていることを知ったことが起業のきっかけになったようです。
訪問看護市場は着実に拡大しており、同社も高い売上高成長率を実現しています。
リクルートや住友商事も出資していて、著名投資家で実業家の島田亨氏も大株主になっています。
直近爆騰したサンウェルズ(9229)やM&A総合研究所(9552)、EDP(7794)のようになる可能性もあると思うのですがいかがでしょうか?