えのキングの投資日記

日本株投資日誌

6/5(月) プロが間違える相場は大きなチャンス!

6月2日(金)


【相場概況】

日経平均 寄与度ランキング


【騰落レシオ】


空売り比率】


【売買代金】


【米株市況】

6/1(木) 米株市況

6/2(金)米株市況


恐怖指数



【Fear and Greed Index】

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN


【業種】


【個別】

www.nikkei.com

 


ニチレイ(2871)が続伸し、3,000円を回復してきています。

 

同社は1日に傘下のニチレイフーズが業務用冷凍たまご商品を7月1日納品分から約8~27%引き上げることを発表しています。

食品業界では原料やエネルギーコストの上昇などを背景に商品価格引き上げの動きが相次いでいます。

マーケットでは、値上げに対し利益採算の改善をもたらすとして、ポジティブ材料とみなす傾向があり、これが好感される形で買いを呼び込んだようです。



また、野村証券は1日付でニチレイ目標株価3,500円から3,800円に引き上げています。

藤原悟史リサーチアナリストは同日付のリポートで、24年3月期(今期)は加工食品事業での減価償却費が重荷となるとした一方で、「25年3月期からは投資回収期に入り、中期的に利益拡大を期待できる」と指摘しています。

株価は5/10につけた3,
150円が意識される動きになりそうです。


www.nikkei.com

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スマートドライブ(5137)が5連騰になり、上場来高値を更新しています。

特に材料は見当たりませんが、2024年4月に改正される「働き方改革関連法」により、運送業界が大きなダメージを受けるとされる「2024年問題」関連銘柄として物色されているようです。

 

同社は国内外においてモビリティデータ(GPSデータ、加速度センサーデータなど)を利活用して業務効率化に繋げる法人向けクラウド型車両管理サービスを手掛けています。

新たな働き方改革関連法ではドライバーを対象とした時間外労働の上限が年960時間となり、業界全体でドライバー不足が深刻化すると見られているだけに物流業界の業務効率化は必要不可欠となり、同社サービスの需要が見込めるとの見方です。

今後も「2024年問題」は度々話題になると思われ、その度に関連株として注目されそうです。


kabutan.jp

 


このブログでも何度か取り上げたエクサウィザーズ(4259)が大幅続伸になっています。

www.nikkei.com


同社は、導入している信託ストックオプションについて、昨日時点で確定した受益者および金額は僅少で、権利行使を行った者はいないと発表しています。

現時点で信託ストックオプションによる過年度の税負担の見直し等の影響は無いとのことです。

国税庁経済産業省信託型ストックオプションは株式取得段階で実質的な給与として課税対象になると説明していて、導入企業の財務への影響が懸念されています。

同社には、影響が及ばないということが明白になり、安心感を呼んだようです。

本日の大幅高で株価は2月9日年初来高値555円に肉薄していて、週明け高値更新が見られるか注目です。


kabutan.jp

 


ニーズウェル(3992)が大幅高になり、年初来高値を更新しています。


同社は、港湾施設の運営管理 荷役業務向けに計画最適化 AI モデルを構築したことを発表しています。

港湾施設は、荷物や貨物を取り扱う時、あらかじめ配置計画を決定します。

その際、立案技術が確立されていない、専門知識を持つ人材が必要、立案に時間がかかるという課題が発生します。

同社は、蓄積されていた作業計画の作成手法をヒアリングし、複雑な配置ルールを可視化し、実証実験を経て計画最適化のAIモデルを開発しています。

これにより、経験の浅い担当者でも効率的に配置計画の作成が可能になるようです。

業績への影響は不明ですが、今回の成果を元にした今後の受注拡大なども期待できるといった見方が強まっているようです。

株価は、5月末を基準日とする株式2分割を実施し、足元のは調整色を見せていましたが、本日は値ごろ感もあって買いを集めたようです。

今後の値動きが注目されます。


kabutan.jp

 


サンオータス(7623)が、後場に動意づき、一時700円台に乗せています。

 


同社は、神奈川県警察本部と「電動キックボードシェアリング安全利用に関する協定」を締結したと発表しています。

特定小型原動機付自転車に関する改正道路交通法が7月1日に施行されることを踏まえ、同社と神奈川県警は相互に連携し、安全利用の促進を目指すとのことです。

同社は、 本件の業績に与える影響は軽微とし、今後の見通しについて重大な影響があると判断された場合には、速やかに公表するとしています。

株価は長い上影を残しましたが、直近安値圏を放れる動きが見られるか注目されます。


テクニカル分析

日経平均 日足 MACD


日経平均は続伸!

引け値ベースでの、先月30日に記録したバブル崩壊後高値31,328.16円を更新し、29日のザラ場ベースでの高値31,560.43円に肉薄してきています。


ナイトセッションの日経平均先物31,970円 +420円の大幅高で帰ってきていて、休み明けは、バブル後最高値を更新するのは確実です。


日経平均の週足は、8週連続の陽線を形成しています。


しかしながら、酒田五法には「新値八手十手」という考え方があり、それを当てはめると来週あたりは、いったんの天井をつける可能性もあるかもしれません。

指数売買については、安易なショートは禁物ですが、ボチボチロングの利益確定も検討するところと思います。


【本日のトピック】

www.bloomberg.co.jp

【2分解説】米雇用統計|後藤達也

さて、注目された5月米雇用統計ですが、雇用者数は伸びが加速する一方で失業者も増加平均時給は鈍化と強弱入り交じる内容となりました。


結果、思ったより景気がいいということで、リセッション懸念が和らぎ、さりとて、インフレも鈍化しているため、金利上昇懸念も払しょくされるというマーケットにとってもっとも都合のいいシナリオなり、米株は大きく上昇しています。

www.google.com


この結果をうけて、識者の間では「そんなはずはない」ととれるコメントが多く並んでいます。

NAAIM エクスポージャー指数

S&P500


NAAIMエクスポージャー指数をみると、プロと言われる人たちが、ポジションを落とし気味にしている中、S&P500は上昇してきていることがわかります。

つまり、プロが相場見通しを誤っていることが伺え、それが、上記の「そんなはずはない」発言に繋がっているものと思われます。

プロが相場を間違っているときは、大きなチャンスです。
なぜなら、彼らが「持たざるリスク」を感じ、買いに転じることで、マーケットは一段高になる可能性が高いからです。

 

日本株に、目を転じると、これまで相場を引っ張ってきた生成AI半導体関連が、軒並み高値持合い、もしくは調整に入ってきています。


それに対して、ここもと、やや蚊帳の外に置かれがちであった銘柄群が、上昇する兆しが見えてきています。

中小型株も含め、うまいこと「セクターローテーション」が進んでいることが伺えます。

日経平均自体は、一段高したあと、調整に入ることもあるかもしれませんが、個別銘柄は、まだまだチャンスがありそうです。

t.co


この人も損切りしたらしいので・・・

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