えのキングの投資日記

日本株投資日誌

9/5(火) 日経平均新高値に向けての地ならしなるか⁉ カギを握るのは売買代金!

9月4日(月)



【相場概況】

日経平均 寄与度ランキング



【騰落レシオ】



空売り比率】


空売り比率が38.6%まで低下しています。


【売買代金】



【米株市況】

9/1(金)米株市況


恐怖指数


VIX指数が13.09まで低下しています。
米株は、レイバーデー明けからゴルディロックス相場入りか?


【Fear and Greed Index】

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN



【業種別】



【個別】

www.nikkei.com


伊藤園(2593)が急騰し、年初来高値を更新しています。


同社は先週末9月1日引け後に決算を発表しています。

2024年4月期第1四半期連結経常利益前年同期比57.2%増105億円に拡大し、5-10月期計画の126億円に対する進捗率は83.6%に達しています。


人流回復や猛暑を背景に飲料の値上げが浸透し、米国でも利益率の高い主力の緑茶飲料「お~いお茶」製品が好調に推移したほか、タリーズコーヒー事業も伸びています。

SBI証券の鈴木英之投資情報部長は23年5〜7月期決算について「好調な出足」と評価し、8月以降も猛暑日が続いたため飲料需要は引き続き多いとみられ、株価の上昇余地は大きそうだとみているようです。


kabutan.jp


ファーストブラザーズ(3454)が続急伸し、年初来高値を更新しています。


同社は、先週末9月1日の引け後に、2023年11月期業績上方修正を発表しています。

営業利益予想は従来の33.5億円から前期比2.2倍40億円にまで引き上げています。

当初売却を予定していなかった物件を売却対象に加えた他、当初計画を上回る条件で売却を実施出来ていることなどが業績上振れの背景となっているようです。

本日の株価は高寄り後大きく押し戻される場面があるも長い下影を残しており、一段高相場を匂わせています。


kabutan.jp



星光PMC(4963)が場中値つかずのストップ高比例配分になっています。


同社は、先週末9月1日引け後に、米投資ファンドカーライル・グループ傘下であるインビジブルHDが、同社の非公開化と完全子会社化を目指してTOBを実施すると発表しています。

TOB価格1,070円で、買付期間9月4日から10月17日までとなります。


TOB成立後、同社株は所定の手続きを経て上場廃止となる予定です。

なお、同社はTOBに対して賛同の意見を表明していて、株価はTOB価格の1,070円にサヤ寄せしていくものと思われます。


kabutan.jp


GMOフィナンシャルゲート(4051)が急反発しています。


SMBC日興証券は先週末9月1日付で、投資評価「2」から「1」に引き上げています。

目標株価は8,050円から13,000円に見直しています。

端末販売の拡大の結果、売上高総利益の約7割がリカーリング(継続課金)型となり、高い利益成長の持続が期待できる局面に入ったと指摘しています。

交通決済など新たな取り組みも、将来的なアップサイドポテンシャルが大きいとしています。

同証券では、2024年9月期経常利益予想13億4,700万円から18億6,200万円に修正しています。


kabutan.jp


トレックス・セミコンダクター(6616)が大幅上昇になっています。


同社は、本日提出された大量保有報告書で、アクティビストで知られる米ボストンに本拠を置くカナメキャピタル同社株を5%超保有していることが明らかになっています。

カナメキャピタルは、清水建設(1803)による日本道路(1884)へのTOBについて、少数株主が不利益を被るなどと親上場に懸念を示し、TOB延期を要請したこともある他、フクダ電子(6960)に対して買収防衛策の廃止などを株主提案したり、フジテック(6406)にも投資しています。

ただ、カナメキャピタルが一銘柄に5%超投資して大量保有報告書を出すのは同社株が初めてです。

大量保有報告書によれば、市場内でコツコツと買い集めており、平均取得価格は2,729円となっています。

今後更に買い増してくるのか、何らかの提案をしてくるのか注目されます。



テクニカル分析

 

日経平均 日足 MACD パラボリック


日経平均は6日続伸!

5日線(32,565円)25日線(32,260円)75日線(32,353円)週足での13週線(32,531円)等、主要な移動平均線をすべて上抜き、日経平均は騰勢を強めています。

 

www.nikkei.com

 


TOPIXが連日でバブル崩壊後の高値を更新し、新高値銘柄数420を超えきています

 


先週金曜日の流れを引き継ぎ、高配当/低PBRのバリュー株(鉄鋼/海運/輸送機器/銀行/商社)投資が続いています。

本日は空売り比率38.6%まで低下してきていますので、ショートカバーは入りにくい状況ですが、引き続き「主要01銘柄」を中心とした物色が続いています。

この流れが継続するためには、プライムの売買代金が高水準に維持されることが必要です。

本日は、月曜日&米国休場にも関わらず3兆円を超えてきていて、明日にも33,000円トライがありそうです。

心理的な節目33,000円を明確に抜けることができれば、次のターゲットは8/1高値33,488.77円になります。

週末のメジャーSQに向けて、日経平均も新高値に向けての地ならしができるか注目されるところです。

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