えのキングの投資日記

日本株投資日誌

6/30(金) 7月後半までは、夏枯れのレンジ相場か?

6月29日(木)




【相場概況】

日経平均 寄与度ランキング



【騰落レシオ】



空売り比率】



【売買代金】



【米株市況】

6/28(水)米株市況



恐怖指数



【Fear and Greed Index】



【業種別】



【個別】

www.nikkei.com


住友大阪セメント(5232)一時3.2%高3,790円まで買われています。

 


同社は、
6月末予定で投資有価証券1銘柄を売却し、約42億円の特別利益を計上する予定であることを発表しています。

 


これに伴い、上半期最終損益は従来予想の20億円の赤字から19億円の黒字に、通期では60億円から95億円に上方修正しています。


同社は、中期経営計画にて、連結純資産に占める政策保有株の比率を24年3月期に20%未満にする(23年3月期は22.6%)目標を掲げていたため、今回の売却自体は予測されるものでした。

一方で、同社は、「収益改善による営業キャッシュフローと政策保有株売却で得るキャッシュを原資として投資と株主還元をバランス良く行うことを考えています。」

としていて、追加的な株主還元を期待する声もあるようです。


www.nikkei.com

xn--r8jzdvima84a.com


昨年のブログで取り上げた酉島製作所(6363)が急伸し、年初来高値を更新しています。👍

本日の日本経済新聞スクランブル」では、次のJSRを探せとばかりに、中小型株への注目度が高まってきたと報じられています。

選別のキーワードは「GNT(グローバルニッチトップ)」、即ち技術力が高く特定分野で高い世界シェアを握る企業群としていて、同社は 海水を淡水化するプラント向けのポンプで世界首位で、中東など水不足に悩む地域で のシェアは他社の追随を許さないと紹介されています。

 

 

本日は、同記事で取り上げられた湖北工業(6524)大阪有機化学工業(4187)有機材(4216)カニシ(7716)なども物色されています。


kabutan.jp


プレイド(4165)が急伸し、年初来高値を更新しています。


同社は、ドコモgaccoの法人向けeラーニングサービス「gacco for Biz」に、CX研修プログラムの提供を始めたと発表しています。

「gacco for Biz」の契約企業は、事業課題や受講者のスキル・レベルに合わせて、CX研修プログラムを学習コンテンツに採用出来るとのことです。

株価は、1,130円までの戻り売りをこなすことが出来れば、景色が一変するかもしれません。


kabutan.jp


ELEMENTS(5246)ストップ高まで買われています。


同社は、東京ニュービジネス協議会が主催する「第17回IPO大賞」を受賞したと発表しています。

生体認証による本人確認をスマートフォンなどで可能としたことで、本人確認にかかっていた費用や期間の大幅な短縮を実現し業界を牽引している実績と今後も個人認証分野における需要の高まりに伴い、更なる堅実な成長が予想される点が評価されたとしています。

株価は1ヵ月半程続いた下降トレンドが転換しそうな兆しが見て取れます。


kabutan.jp


Finatextホールディングス(4419)が大幅高になり、年初来高値を更新しています。


同社は、子会社ナウキャストが、分析用求人ビッグデータを提供するフロッグ社投資判断における求人ビッグデータ活用で協業すると発表しています。

 


ナウキャストのデータ分析ノウハウとフロッグの求人ビッグデータを組み合わせることで賃金動向を分析し、企業の売り上げを予測するなどの投資判断支援が可能になると判断したとのことです。

株価は、上場来高値の1,110円に迫る動きになるか注目されます。


テクニカル分析

 


日経平均は小幅続伸!

引き続き、横ばいに転換しつつある5日線(32889円)上は維持するも、上値は重く、上影のある陰線を形成しています。

www.nikkei.com


昨晩の「ECBフォーラム」における、植田日銀総裁は、2024年もインフレが続くと確信できれば、「政策変更に十分な理由となる」との見解を示しましたが、逆に言えば、日銀が金融政策を動かすにはそうした見通しが実現する「確度」が高いことが必要であるということであり、6月の金融政策決定会合後の記者会見と同様の内容となりました。

(この人、日本語より英語のほうが上手いんちゃう⁉)


為替は145円に近づく円安が進行していますが、次回の7/27~28の日銀政策決定会合で政策変更の舵が切られるのか、なお微妙な状況です。


本日発表になった、海外投資家売買動向をみると、日経平均が下落に転じた6/19週に海外投資家は▲3094億円(現物▲3605億円/先物+511億円)売り越しになったようです。

現物は13週ぶり、現先合計では2週連続の売り越しになっています。

海外投資家の売り転換に合わせて、これまで売り上がってきた個人投資家が値頃感から初めて買い越しに転じていて、指数から個別株に物色が変わってきていることが伺えます。

恐らく、海外投資家は、すでにサマーバケーションモードに入っていて、7月後半までは、夏枯れのレンジ相場が続くものと思われます。

IPOや材料株は、その分、幕場繋ぎで動きが荒っぽくなるかもしれませんが、マネーゲームに乗れないところは、少し休むのも一考かもしれません。


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