えのキングの投資日記

日本株投資日誌

9/1(金) 日経平均は中期上昇トレンドに回帰できるのか⁉ カギを握るのは13週線⁉

8月31日(木)



【相場概況】

日経平均 寄与度ランキング



【騰落レシオ】



空売り比率】



【米株市況】

8/30(水)米株市況



恐怖指数



【Fear and Greed Index】

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN



【業種別】



【個別】

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トヨタ自動車(7203)が続伸しています。

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31日付の日本経済新聞朝刊がトヨタは2023年の『トヨタ・レクサス』ブランドの世界生産を約1020万台とする計画を固めた」と報じています。

同社初の1000万台超えとなる計画であり、車載半導体などの部品不足が緩和し、生産が順調に増加しているとの見方から買いが入っているようです。

同社は1月に23年の生産計画を約950万〜1060万台と公表していました。

22年から1割増え、19年の過去最高(905万台)を大幅に更新する形になり、本日は主要部品企業のアイシン(7259)デンソー(6902)も大幅高になっています。

立花証券の庵原浩樹氏は「アナリストの間で1000万台超えは想定通りとみられるものの、報道内容から買い安心感にはつながった」との見方を示しています。


kabutan.jp


牧野フライス(6135)が続伸し、年初来高値を更新しています。

 


三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げし、目標株価6,100円から9,000円に引き上げています。

今後は受注回復や挽回生産・価格転嫁による業績拡大が進むと見られることで、工作機械セクター内で相対的に割安なバリュエーションが修正される可能性が高いと判断している模様です。

同証券では24年3月期の連結営業利益を従来予想の157億円から198億円会社計画132億6,000万円)に見直したほか、25年3月期の同利益は247億円を見込んでいるとのことです。


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エヌ・ピー・シー(6255)ストップ高まで買われ、年初来高値を更新しています。

 


同社は30日引け後に業績・配当修正を発表しています。

2023年8月期連結最終利益を従来予想の5.3億円から9.5億円へと78.6%上方修正し、増益率40.6%から2.5倍に拡大する見通しを示しています。

また、業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の2円から6円へと増額修正しています。

部品の販売が想定よりも好調に推移し売上高が計画をやや上回る見込みであることに加え、仕入れコストの削減や製造工程と現地作業でのコスト削減などが奏功したようです。

株価は過熱感もありますが、どこまで勢いが続くか注目されます。


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プラザホールディングス(7502)ストップ高まで買われ、年初来高値を更新しています。


同社は30日引け後に株主優待制度の拡充を発表しています。

2023年3月末株主に対する優待はパレットプラザギフトやカタログギフト商品の贈呈でしたが、2024年3月末株主からは、新しく進出した事業分野であるグランピング宿泊体験アパレル商品アウトレット商品なども株主優待の選択対象となります。

本日の株価は、優待権利取り妙味が高まる状況で大きく買いを集めました。


安値圏での推移を余儀なくされていた株価は新しいステージに突入したとも見られます。


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True Data(4416)が7連騰になり、ストップ高まで買われています。

 

同社は30日引け後に、小売業が新規出店を計画する際の売上高を予測する新サービス「Sales Sensor」の提供を開始すると発表しています。

小売業が独自に持つ売上実績データや店舗情報に加え、競合店の情報、人口や乗降客数、平均世帯年収など外部のオープンデータをAIが分析し、地域特性を加味した売上予測を自動的に算出することが可能とのことです。

出店後の売上を検証するなど、継続的にマーケティングを支援することもできるようです。

株価は、目先、8月2日の高値608円が意識される動きになりそうです。



テクニカル分析


日経平均は4日続伸!

陽線を形成し、明確に25日線(32,260円)を上抜くも、25日線75日線(32,287円)デッドクロスしています。

日経平均 週足 MACD パラボリック

本日は、週足での13週線(32,472円)を上抜いていますが、明日の終値でも上抜いて終われるのか微妙なところです。

今のところ、短期での騰勢は強まっているものの、中期での上昇トレンド転換につながるかは確認できない状況です。

まずは、明日の終値13週線(32,472円)上を維持できるか注目になります。


日経平均に明確な方向感がなかった8/21-25週、海外投資家が▲1066億円(現物▲2047億円/先物+981億円)売り越しています。

売り越し額は前週▲8393億円から減少したものの、売り越し基調は継続しています。

特に現物の売り越しが目立っていて、2週連続で売り越したのは日本株が上昇を始める前の3月以来初めてのことです。

海外投資家が売り越す中、日経平均が新値をとるようなことは、まずありません。

米株次第ではありますが、日経平均のレンジ相場は、今しばらく続くのかもしれません。

 

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