えのキングの投資日記

日本株投資日誌

9/8(金) 明日のSQは正念場⁉ 十分に引き付けた押し目買いが有効か!

9月7日(木)



【相場概況】

日経平均 寄与度ランキング



【騰落レシオ】



空売り比率】



【売買代金】



【米株市況】

9/6(水) 米株市況



恐怖指数



【Fear and Greed Index】

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN



【業種別】



【個別】

www.nikkei.com


三菱重工業(7011)が5日続伸し、約26年半ぶりの高値を更新しています。


同社は、
7日午前、大型ロケット「H2A」47号機を打ち上げに成功したと発表しています。

発電用タービンや防衛分野なども含め、事業の成長性に期待した買いが続いたとのことです。


また、SMBC日興証券が6日付で三菱重目標株価を従来の8400円から1万300円に引き上げたことも材料視されたようです。

担当アナリストの大内卓氏らは同日付のリポートでガスタービンコンバインドサイクル(GTCC)の「アフターサービスが堅調」と指摘し、米航空機ボーイングの生産回復も併せて「成長ストーリーは豊富」との見解を示しています。


kabutan.jp


タダノ(6395)が9連騰になり、年初来高値を大きく更新しています。


三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、同社株の投資判断ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げし、目標株価960円から2,000円にまで引き上げています。


欧州以外で業績が好調なことや赤字の欧州の損益改善が進む可能性が高まっていることから、今後は業績拡大が期待出来ると判断している模様です。

また、バリュエーションにも割安感があるとしています。

同証券は、同社の2024年12月期営業利益275億円を予想していて、コンセンサス147億円を大きく上回るとみているようです。

目先の株価は1,310円台を固めたい処です。



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丹青社(9743)が急反発し、年初来高値を更新しています。


同社は、6日引け後に、2-7月期連結業績予想を上方修正しています。

売上高370億円から前年同期比22.8%増388億円へ、営業利益10億円から同2.0倍13億円へそれぞれ引き上げています。

新型コロナウイルスの影響による経済活動の制限が緩和されたことにより、商業その他施設事業で需要が回復したようです。

株価は、本日の大幅高で株価は、5月10日6月13日に付けた高値840円を上回り、居所を変えてくる可能性もありそうです。


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きずなホールディングス(7086)が大幅反発しています。


同社は、SMBC日興証券新規「1」目標株価2,500円カバレッジを開始しています。


担当アナリストによれば、同社は家族や親しい友人など少人数での葬儀家族葬のリーディングカンパニーで、コロナ禍を経た生活者の葬儀に対する価値観の変化は、同社のビジネスモデルに追い風に働くと考えられる上、積極的な新規出店で業績の拡大が見込まれると指摘しています。

同証券は、同社の今期業績予想は会社計画EPS130.45円に対して、EPS141.6円との予想を出しています。

更に来期の2025年5月期EPS184円2026年5月期EPS211円、それ以降も高成長を続けるとの予想です。

株価は、これを受け長期的な成長期待から見直し買いが入ってきた様子です。

明日以降も見直し買いが続くのか注目されます。


kabutan.jp


トラース・オン・プロダクト(6696)が急反発し、一時ストップ高になるまで買われています。



同社は6日引け後に、NX総合研究所が運営する倉庫作業分析ツール「ろじたん」に自社が開発したウェアラブル端末「Cygnus2(シグナス2)」の提供を開始したと発表しています。

ウェアラブル端末ならではの大幅な作業効率の向上実績が大手運送会社を中心に積み上がってきていて、顧客のニーズに応じたカスタマイズも柔軟に対応可能とのことです。

物流施設や工場などから多くの問い合わせや商談も進んでいることから、今後の業績寄与期待も高くなっています。

株価は75日移動平均線を突破し、新展開入りも示唆しています。



テクニカル分析


日経平均は大幅反落!

上影の長い陰線となり、5日線(32,983円)が間近にせまっています。

個別の動きをみても、高値警戒感から上昇モメンタムを失いつつあるセクターが目立ち、続落した海運鉄鋼に加えて、寄り後に高値を更新した商社も値を消しています。


日経平均がボトムアウトして+1100円上昇した8/28-9/1の週海外投資家現先合計+9769億円(現物+3393億円/先物+6376億円)買い越していました。

先物中心に買い越し基調を強め、特に、トピックス先物を大幅に買い越していたことがNT倍率低下に繋がったものと思われます。

本日も、東証プライムの売買代金は3兆6,493.42億円と高水準であり、現時点で全体の上昇トレンドが崩れたとは考えていませんが、欧米株が下げ止まらなければこれ以上の上昇は難しく、海外動向を見極めるステージに入ったものと思われます。


明日のSQ後の値動きは、短期目線の正念場になりそうで、早期に立ち直り、8/1高値33488.77円を上抜ける動きにならないと、いったんは、調整入りになる可能性があると思います。

「基本は押し目買い」という方針は変わりありませんが、明日以降の値動き次第では、ボラティリティが非常に高くなる可能性もあると思います。

十分に、引き付けて仕込む姿勢が求められると思います。

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