えのキングの投資日記

日本株投資日誌

9/28(木) 「夜明け前が一番暗い⁉」

9月27日(水)




【相場概況】



日経平均寄与度ランキング】



【業種別】



【騰落レシオ】



空売り比率】



【売買代金】



【米株市況】

9/26(火)米株市況



恐怖指数



【Fear and Greed Index】



【個別】

www.nikkei.com


サイボウズ(4776)年初来安値をつけた後、切り返し大幅高になっています。


同社は26日の取引終了後に8月の月次業績を発表しています。

売上高前年同月比14.2%増21億3,500万円と増収基調を維持し、営業利益同52.4%増5億6,000万円と大幅な増益になっています。


直近では米長期金利の上昇警戒が高PER(株価収益率)のグロース株には重荷となっていて、同社株も寄り付き直後は安く始まりました。

ただ業績そのものは拡大基調にあるとの見方は多く、年初来安値を更新したことにより、押し目を待つ投資家の資金が流入したようです。

楽天証券経済研究所の土信田雅之シニアマーケットアナリストは「予想PER(株価収益率)が60倍超で割高感から売られていたが、節目の2000円を下回ったタイミングでは打診買いが入っているようだ」と指摘しています。


kabutan.jp


日本オラクル(4716)が急反発しています。


同社は、26日の取引終了後に6~8月期(第1四半期)決算を発表し、売上高前年同期比12.5%増573億7,200万円営業利益同14.4%増184億6,800万円と2ケタ増収増益で着地しています。

企業の底堅いIT投資を背景にクラウドサービスが大きく伸びたほか、ライセンスサポートも堅調に推移したようです。

なお、会社側では通期営業利益予想を公表していませんが、EPSは前期比0-3%増の見通しとしています。

市場予想を上回る着地となったことで買いが向かい、株価は25日・75日両移動平均線を突破してきています。

株価は新展開入りも期待できそうです。


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西華産業(8061)が急反発しています。

 

同社は26日引け後に、2024年3月期第2四半期累計連結業績予想を上方修正しています。

営業利益14億円から前期比31.6%増19億円に見通しを引き上げ、減益予想から一転、営業増益で着地する見込みとなりました。

大口案件の受け渡しが第3四半期(10~12月)以降に繰り延べされたことが売上高の見通しを押し下げるものの、販売価格の改善が進み、利益は上振れる見込みです。

株価は本日一時急接近した5月10日年初来高値2,339円を目指すことになりそうです。


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ギグワークス(2375)が、一時ストップ高になるまで買われています。

 


同社は26日、100%子会社のGALLUSYSが、クシム(2345)の子会社であるチューリンガムと共同開発を進めるブロックチェーンゲーム「SNPIT(スナップイット)」のストラテジックアドバイザーに、作詞家で音楽プロデューサーの秋元康が就任すると発表しています。

SNPITは、スマートフォンのカメラで撮影した写真により、独自のトークンを獲得できるゲームで、アラブ首長国連邦UAE)のドバイに拠点を置くZEAL NOVA DMCCがパブリッシングを行うとのことです。

本日はクシム(2345)も大幅高になっています。

今後の業績寄与期待も高く、目先この勢いがどこまで続くか注目されます。


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ブシロード(7803)が急反発しています。


同社は26日引け後に自社株買い実施を発表しています。

上限を180万株(発行済み株数の2.53%)・10億円としていて、取得期間は2023年10月2日から2024年2月29日までになっています。

自社の株価水準や手元資金、経営環境等を総合的に勘案し、積極的な自社株取得が株主価値の向上に寄与すると考えたとのことです。

本日の大幅高で株価はネックライン550円を上回っており、先月急落時の真空地帯に入っていきそうです。



テクニカル分析


日経平均は反発!

大幅ギャップダウンからスタートするも、配当再投資期待もあってか、切り返し、高値引けとなる大陽線を形成しています。

しかしながら、下降する5日線(32,467円)を奪還するには至らず、短期的なテクニカルの動きにおいても上昇トレンド転換とは言えない状況です。


日経平均は、28日の権利落ち約225円ほどビハインドからスタートします。

ただ、9/27~9/28大引け配当再投資の先物買いが入ることが知られています。

今回は日経平均約1615億円TOPIX約7878億円と言われています。

2022年9月は、日経平均228円権利落ちがありましたが、終値248円プラスで終わっています。

2021年9月は権利落ち193円終値639円マイナスになっています。

権利落ち日はボラタイルな動きになりそうです。

www.google.com


そして、9/29日経平均の定期入れ替えの影響で約4500億円ほどの売り需要があるようです。

www.google.com

 

25日のブルームバーグには「長期停滞を克服した日本」という記事が掲載されています。

年末ラリーの見方に変わりはありませんが、9月末の需給イベントによる深押しの可能性はあるかもしれません。

「夜明け前が一番暗い」ということなのかもしれません。

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