10月4日(水)
【相場概況】
【日経平均寄与度ランキング】
【業種別】
【騰落レシオ】
【空売り比率】
【売買代金】
【米株市況】
【恐怖指数】
日経VIが22.76まで急上昇しています。
【Fear and Greed Index】
Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN
【個別】
クスリのアオキホールディングス(3549)が大幅続伸になっています。
同社は、3日に第1四半期の決算を発表し、営業利益は67億円で前年同期比48.8%増となり、50億円程度であった市場予想を大きく上振れる着地になっています。
販管費の抑制効果が想定以上となっていて、据え置きの通期計画178億円、前期比16.4%増などの上振れも期待される状況です。
また、11月20日を基準日とした1:3の株式分割実施も発表し、年間配当予想も32円→32.50円に増配しています。
本日は、同社株の値動きに刺激をうけたのか、ドラッグストア大手が逆行高になっています。
これから発表になる同業者の決算も注目です。
霞が関キャピタル(3498)が場中値つかずのストップ高比例配分になっています。
同社は、3日引け後に、2021年10月に公表した2026年8月期までの中期経営計画の修正を発表しています。
期間を5ヵ年から4ヵ年に短縮し、2026年8月期に営業利益200億円、純利益100億円にする当初の計画を1年前倒し、2025年8月期での達成を目指すとのことです。
また、2024年8月期の年間配当予想は120.00円で、前期(60.00円)から倍増する計画です。
本日は軟調地合いの中、ストップ高の一本値で191万株超の買いを残しています。
カーメイト(7297)が急伸しストップ高まで買われています。
同社は3日引け後に、東京大学、柏市、その他関係機関と共にEVを走行中に給電する技術の開発に取り組み、10月から実施される日本初の公道実証実験にも参画していると発表しています。
同社は車載機器と送電コイルの制御装置間の通信技術に携わっていて、走行中の給電状況などのデータをスマートフォン向けアプリで可視化するシステムを東大グループと共同で開発しています。
EV関連の一角として注目を浴びたようですが、株価は、やや過熱感が出てきています。
BBDイニシアティブ(5259)が急反発し、ストップ高まで買われています。
同社は、グループ子会社のネットビジネスサポートが、ブラウザの拡張機能を使って右クリックだけで簡単に会社情報の検索やチェックが可能となるサービス「クリックサーチ」の提供を開始したと発表しています。
ブラウザ画面上の企業名を右クリックするだけで、法人番号やインボイス番号・企業規模・電話番号・ニュースなどを表示し、企業の営業部門やマーケティング、経理、購買部門の業務効率化を促します。
業績寄与期待も高く、株価は目先25日移動平均線へ向けた上昇が期待されます。
キュービーネットホールディングス(6571)が反発しています。
同社は、3日引け後に、9月度の国内店舗売上高・来店客数速報を発表しています。
既存店ベースの売上高が前年同月比14.8%増と引き続き増加基調を維持したことが好感されています。
既存店ベースの来店客数は同2.2%増となり、全店ベースでは売上高が同11.9%増、来店客数が同0.5%減となっています。
株価は先ず直近高値1,674円を目指す動きになりそうです。
【テクニカル分析】
日経平均は5日大幅続落!
「投資の日」が「凍死の日」になるという笑えない日になりました。
しかしながら、ボリンジャーバンドでは、99.7%の確率でバンド内に収まると言われる-3σを下回っています。
短期的には、あまり見られないほど売られすぎという状況で、いつリバウンドに入ってもおかしくありません。
また、もし明日も本日と同様にギャップダウンでスタートする下落になれば、酒田五法の「三空叩き込み」になり、買いを暗示するシグナルになります。
もっとも、今回の波乱の要因は金利上昇であり、米金利上昇も週末の雇用統計の結果を織り込めば、とりあえずは落ち着くと思います。
いくら金利が高くとも、景気が本当にいいのであれば、お金の流れは株に流れるはずです。
セリングクライマックスは近いと思います。