えのキングの投資日記

日本株投資日誌

10/13(金) 日経平均は上昇フラッグ上抜けか⁉

10月12日(木)


【相場概況】



日経平均寄与度ランキング】



【業種別】



【売買代金】



【騰落レシオ】



空売り比率】



【米株市況】

10/11(水)米株市況



恐怖指数



【Fear and Greed Index】

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN



【個別】

www.nikkei.com


吉野家ホールディングス(9861)が急伸し、上場来高値を更新しています。


同社は、11日、2024年2月期(今期)連結営業利益前期比98%増68億円になるとの見通しを発表しています。

従来予想から22億円上方修正し、業績拡大を好感した買いが入ったようです。


また、中間・期末各5円の年10円としていた配当予想を中間・期末各8円の年16円(前期10円)に引き上げています。

新型コロナウイルス感染症の5類移行などで外食需要が回復するほか、牛丼の値上げが寄与したようです。

市場では「中国や東南アジア諸国連合ASEAN)の既存店売上高が回復するなど海外事業の好調さも寄与しているもようで、株価に与える影響はポジティブ」(国内証券アナリスト)との声が聞かれます。


kabutan.jp


出光興産(5019)が大幅反発になっています。

 

www.nikkei.com


同社はトヨタ自動車(7203)とバッテリーEV用の有力な次世代電池である全固体電池の量産化に向け、固体電解質の量産技術開発や生産性向上、サプライチェーン構築に両社で取り組むことを合意したと発表しています。


今回の協業は、BEV(バッテリー電気自動車)向けに高容量・高出力を発揮しやすいとされる硫化物系の固体電解質が対象です。

硫化物固体電解質は柔らかく他の材料と密着しやすいため、電池の量産がしやすいとのことです。

明日以降の株価の動きが注目です。


kabutan.jp


サイゼリヤ(7581)ストップ高まで買われ、年初来高値を更新しています。

 

同社は11日引け後に決算を発表しています。

2023年8月期連結経常利益前期比26.2%減79.4億円となりましたが、従来予想の61億円を上回って着地しています。


2024年8月期前期比61.0%増128億円に拡大する見通しです。

行動制限緩和に伴う経済活動の正常化で海外中心に売上高が順調に推移しているようです。

国内、海外ともに既存店は2ケタ成長を見込み、とりわけ、国内での収益改善を目指しているとのことです。

株価は、どこまで勢いが続くか注目されます。


kabutan.jp


エヌ・ピー・シー(6255)が、場中値つかずのストップ高比例配分になっています。


同社は11日引け後に決算を発表しています。

2023年8月期連結経常利益前期比56.1%増9.6億円に伸び、2024年8月期前期比64.5%増15.8億円に拡大する見通しです。


同時に、今期の年間配当は前期比1円増の7円に増配する方針を示しています。


また、同社は
3カ年の新たな中期経営計画も公表しています。

最終年度の2026年8月期売上高120億円に、営業利益19億円に伸ばす目標を掲げています。

太陽光パネルのリサイクル装置の提供、FA装置の顧客獲得などで安定的な成長を目指すとのことです。

株価は、目先9月1日の高値764円が意識される動きになりそうです。


kabutan.jp


山大(7426)ストップ高まで買われ年初来高値を更新しています。

www.nikkei.com


政府は11日に首相官邸で花粉症対策に関する関係閣僚会議を開き、「初期集中対応パッケージ」を取りまとめています。

今年度中に人工林伐採重点区域を設定し植え替えなどを進めつつ、スギ材需要の拡大を進めるとともに、花粉の少ない苗木の生産拡大なども図るとのことです。

同社は住宅資材販売と木材加工を主力事業としつつ、SDGs(持続可能な開発目標)に関する取り組みの一環として、「少花粉杉」の植樹活動にも携わっていて、花粉対策関連銘柄と位置付けられています。

同社事業に追い風になるとの見方から、短期資金が集まっている様子です。

同様にセブン工業(7896)テーオーHD(9812)、東京ボード工業(7815)なども買われています。

続く物色にはならないとの見方が多いですが、明日の動向が注目されます。



テクニカル分析

日経平均 日足 MACD


日経平均は大幅続伸!

高値引けとなる長大陽線で、25日線(32,303円)75日線(32,436円)を上抜けてきています。

本日は、プライムの売買代金4.2兆円まで膨らんできていて、物色対象も半導体やエレクトロニクスなどシクリカルグロース株にも広がってきています。

海外投資家が先物のショートカバーだけではなく、現物株を買い転換してきている可能性があり、年末ラリーに向けて期待が持てる動きです。

 


週末SQ通過後、地合いが急変する可能性もありますが、高水準の売買代金が維持できるのであれば上昇フラッグから上値抵抗線を抜けていくパターンもあり得ると思います。

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