えのキングの投資日記

日本株投資日誌

10/23(月) ブラックスワンが飛来した時こそ最大のチャンス⁉

10月20日(金)



【相場概況】



日経平均寄与度ランキング】



【業種別】



【売買代金】



【騰落レシオ】



空売り比率】



【米株市況】

10/19(木)米株市況

10/20(金)



恐怖指数



【Fear and Greed Index】

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN



【個別】

www.nikkei.com


第一三共(4568)が大幅反発しています。


同社は、同社の「抗体薬物複合体(ADC)」と呼ばれる独自技術を用いて開発中の3つの抗がん剤について、米製薬大手メルク(MRK)と開発・商業化契約を締結したと発表しています。


ADCはがん細胞のたんぱく質を標的とする抗体に抗がん剤を結合させ、薬剤の効き目を高める技術で、今回の契約により契約時一時金のほか、その後のマイルストーンを含めて最大220億ドル(3兆3000億円)を受け取る予定です。

www.nikkei.com


第一三共株は主力のがん治療薬「エンハーツ」の特許侵害訴訟での敗訴を嫌気した売りに押され、19日は年初来安値を更新して7%安で終えていました。

市場では「エンハーツの収益低下懸念で売りがかさんでいたタイミングでのポジティブな発表とあって、見直し買いに動く投資家が多かったようだ」(国内証券)との声が聞かれています。


kabutan.jp


西松屋チェーン(7545)が大幅高になり、年初来高値を更新しています。

 


19日提出された大量保有報告書によれば、旧村上ファンド投資ファンドエフィッシモキャピタルが、同社株を5.63%保有していることが明らかになっています。

エフィッシモキャピタルが同社株を5%以上取得するのは初めてで、物言う株主だけに今後何らの株主提案してくるとの思惑にも繋がり易い様子です。

また、エフィッシモキャピタルは比較的長期間保有し、買い増すことも多いことから、今後更に買い増してくるのではとの期待も強い様子です。

市場では、来週も確りとした展開が続くと期待する声も聞かれています。


kabutan.jp


東京機械製作所(6335)ストップ高まで買われています。


同社は19日引け後に、ニシオHD(9699)傘下の西尾レントオールと提携し、「自律走行清掃ロボット」の共同開発を進めていると発表しています。

開発中のロボットは、建築現場に多く散在するコンクリート片やネジ、粉塵、釘、木片などを清掃し、、集積したゴミの廃棄も簡易に行うことができるとのことです。

2024年9月開催予定の「国際物流総合展2024」で公開し、2025年の大阪・関西万博への投入を目指すとしています。

株価は意識されていた75日線を突破し、新展開入りも期待できそうです。


kabutan.jp


プライム・ストラテジー(5250)ストップ高まで買われています。


同社は19日引け後に、自社が開発・提供する超高速CMS実行環境「KUSANAGI累計稼働台数が8万台を超えたと発表しています。

KUSANAGIは、WordPress をはじめとする CMS を高速・セキュアに動かすための仮想マシンで、世界 34 カ国 214 リージョン、国内外の主要な 30 プラットフォームで利用できるようです。

累計稼働台数の伸びは増加傾向にあり、今年2月の7万台達成から約8ヵ月で8万台に到達しています。

今後、グローバルなCMS高速化ソリューションのデファクトスタンダードを目指し、研究開発を推進するとしていて、業績寄与期待も高まっています。

株価は、目先は75日線へと向けた動きに期待がもてそうです。



kabutan.jp


INFORICH(9338)が大幅反発になっています。


同社は、元Metaの佐々木丈士氏が、11月1日付で執行役員Chief Human Resource Officerに就任すると発表しています。

佐々木氏は「アジアでの人事経験、グローバルな視野、地域の特性やニーズの理解を持って、これまで以上に組織の開発に取り組む」とコメントしています。


株価は5日線を明確にブレイクできれば、底入れ確認の流れになりそうです。



テクニカル分析

日経平均 日足 MACD

 

日経平均は続落!

ローソク足陽線を描きましたが、高値と安値はともに前日の水準に届かず、株価上方を走る5日線(31,686円)の急降下と併せて強い下落圧力を感じさせます。

 


ナイトセッションの日経平均先物31,000円 -220円で戻ってきていて、週初は下落からスタートしそうです。

www.nikkei.com


日経電子版では、今のマーケットと1987年に起こったブラックマンデーが類似していることが指摘されています。

SMBC日興証券の末沢豪謙・金融財政アナリストは「当時、主要国が利上げを進めるなかで各国政策に不協和音が生じた。もう1つは中東問題で、米国がイランの海上油田に攻撃したことが株価急落のきっかけになった」と2つの類似点を挙げています。


チャート上でも1987年のS&P500と2023年のS&P500は酷似していると指摘する人もいます。

しかしながら、経験則上、このような悲観論が台頭した時には、往々にして相場はその通りにはなりません。

逆に言えば、ブラックマンデーの時とは、2つの類似点とS&P500のチャート以外は、すべてが違うとも言えると思います。


相場の暴落を引き起こすのは、歴史的にみても、誰もが予測さえしていないブラックスワンの到来です。

こうなればこうなるといった「タラレバ」論では相場の暴落は起きないと思います。

もちろん、これから、ブラックスワンが飛来してくる可能性もあるかもしれません。

しかしながら、2020年のコロナパンデミックの時もそうでしたが、我々はブラックスワンが飛来した時こそ最大のチャンス」であることを知っています。


しばしば、相場の格言としても使われる坂本龍馬の名言を念頭におきながら冷静に対応すべきと考えます。



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