えのキングの投資日記

日本株投資日誌

6/11(火) 割安グロース株を狙え!② 全保連(5845)

6月10日(月)



【相場概況】



日経平均寄与度ランキング】



【業種別】



【ヒートマップ】



【売買代金】



【騰落レシオ】



空売り比率】

日経平均上昇でも空売り比率は上昇してます。


【米株市況】

6/7(金)米株市況



恐怖指数



【Fear and Greed Index】

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN



【個別株】

www.nikkei.com

https://www.hitachi.co.jp/


日立(6501)が3日続伸し、上場来高値を更新しています。


同社は7日、子会社の日立エナジーが変圧器や高電圧製品の製造能力向上に向けて、2027年にかけて45億ドルを追加投資すると発表しました。

スウェーデンの工場の増強やインド拠点を含めて人員を拡充する方針のようです。

生成AIの普及やデータセンターの拡大で電力需要の増加が見込まれるなかで、クリーンエネルギーをもとにした電力網の強化を推進します。


また、同社は、生成AIによるデジタルトランスフォーメーション(DX)支援事業である「ルマーダ」を強化する方針も示しています。

株価は、成長戦略を好感した買いを集めているようですが、きれいな上昇波動を描いています。


kabutan.jp

https://jfrontier.jp/


ジェイフロンティア(2934)が急反発し、一時ストップ高になるまで買われました。


同社は、本日、医療機関・薬局向けオンライン診療・服薬指導・処方薬配送サービス「SOKUYAKU(ソクヤク)」が、ウエルシアHD(3141)子会社のウエルシア薬局に採用されることになったと発表しました。


「SOKUYAKU」スマートフォンを活用し、自宅やオフィスにいながらオンライン診療、服薬指導の受診、最短当日中の薬の受け取りを可能にするオンライン診療・服薬指導・処方薬宅配サービスです。

ウエルシア薬局39都道府県1,921店舗のうち19都府県1,692店舗で導入される予定で、既に導入済みの日本調剤ツルハグループ、病院を含めれば、1万4,294ヵ所になります。

本日の株価は終盤にかけ上げ幅を削りましたが、安値圏ということもあり、上値余地は残されていそうです。


kabutan.jp

https://www.besterra.co.jp/


ベステラ(1433)が急伸しています。


同社は、前週末7日の取引終了後、2025年1月期連結業績予想について、売上高100億円から110億円前期比17.1%増)へ、営業利益4億2,000万円から5億円同2.0倍)へ、純利益3億5,000万円から4億円同73.1%増)へ上方修正しています。

プラント解体の豊富な工事需要を背景に、受注状況は過去最高水準で推移していることに加えて、前期に受注した大型工事が想定を上回るペースで順調に進捗していることが要因のようです。

また、強みであるスクラップ取引において、工事中盤から終盤にかけてスクラップの搬出と共に利益額が大きく上振れる予定であることも寄与するとのことです。


また、同社は、株主還元方針の変更も発表しており、原則として減配をせず、配当の維持もしくは増配を行う配当政策である累進配当を導入するとのことです。


株価は、本日の上昇で25日線75日線200日線を上抜いており、明日以降も見直し買い続くなら、小型貸借銘柄だけに踏み上げ相場発展への期待も浮上する可能性もありそうです。


kabutan.jp

https://www.kanamoto.co.jp/

カナモト(9678)が大幅反発しています。

同社は北海道を地盤に建設機械レンタルを主力に手掛けている会社で、近年は、関東エリアにも営業展開を図るなど、積極的に業容拡大を推進しています。

同社が先週末引け後に発表した、2024年10月期上期決算は、営業利益前年同期比16%増61億8,800万円と2ケタ伸長を見せています。

同社株はPBR0.7倍台とバリュー株の側面を持ちますが、本日は、水準訂正狙いの買いを集めたようです。

カナモト(9678)週足

株価は、暫く頭を抑えられてきた13週線を明確に上放れており、新展開入りが期待できそうです。


テクニカル分析


日経平均は大幅反発!

ローソク足は、大陽線をつけて、終値75日線(39,008.15円)を上回ってきています。

しかしながら、ここもと、概ね39,000円どころレンジの上限になってきました。

明日以降、この水準を明確に上抜けることができるか注目されます。

日経VI


本日は日経平均が上昇したにもかかわらず、日経VIが上昇しています。

オプションの売買高から、コールよりプットのほうが売買高が多く、週末のSQに向けて、オプション市場は警戒を高めていることが伺えます。

39,000円どころのレンジを上抜けることができなければ、「SQ週の魔の水曜日」にむけて相場が荒れる可能性がありますので注意が必要です。


【本日のトピック】

xn--r8jzdvima84a.com


さて、昨日のブログにも書きましたが、少しづつ割安な中小型株が物色される兆しが見えてきたように思います。

全保連(5845)

https://www.zenhoren.jp/


さて、本日は割安な中小型株として全保連(5845)を紹介します。


同社は、家賃債務保証を手掛けている会社で業界最大手の地位を築いています。


スピーディな顧客対応徹底したDX化が奏功して、同社の契約件数は堅調に増加しています。


今期業績予想最高益を見込んでいます。


PER9.5倍配当配当性向40%今期30円を予定しており、配当利回り4.24%になります。

かなり割安な水準と思います。


同社は中期経営計画として、2027年3月期売上300億円経常利益30億円時価総額300億円を目標に掲げています。

本日の株価が708円時価総額170億円ですから、300億円が達成されれば1,250円くらいの株価になります。



また、同社は、地銀との提携孤独死保険付帯商品などの高齢者戦略学費保障戦略など、新しいマーケットの創設にも積極的に取り組んでいます。

新事業が軌道に乗れば、さらなる増配も期待できると思います。

www.nikkei.com


証券に携わっている人なら、大抵知っている、5年で+89.5%の成績を収めている「ニッポン中小型株ファンド」を率いる苦瓜達郎氏が所属する三井住友DSアセットマネジメントが6/7に5.03%の大株主に躍り出ています。

全保連(5845)

凄腕投資家も注目する割安成長株を高配当をもらいながら水準訂正されるのを待つという戦略もおもしろいのではないでしょうか。

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