本日より、病室にパソコンが入りましたのでブログ再開します。ただ、今週は足の骨折部分にプレートを入れる手術がありますので、書けない日もあるかもしれませんが、できるだけ、頑張りますのでよろしくお願いいたします。
4/2の日経平均は29854.00円
+465.13(+1.58%)でした。
東証1部の騰落銘柄数は値上がり1313/値下がり783。
売買代金は2兆2203億円でした。少し売買代金が減ってきています。
日経VIは19.41 -0.35(-1.77%)
VIXは17.33 -2.07(-10.67%) 急低下しています。
マーケットが楽観していることをあらわしていますが、VIXが20以下で、しばらく推移すると突然急上昇しマーケットを大きく下落させることにつながることがありますので注意が必要です。
業種別では、電気機器、情報・通信、パルプ・紙などが上昇 反面、電気・ガス、石油・石炭、卸売などが下落しています。
個別では、東京エレク(8035)やレーザーテック(6920)など半導体株が大幅高。東京エレクは50000円乗せになっています。ちなみに、今月の日経の「私の履歴書」には東京エレクの元社長の東さんが載っています。
「私の履歴書」に載った会社の株はあがるというジンクスがあり、先月の島精機(6222)も1か月で12%も上昇しています。
その他、出資した米企業のNY上場のニュースでソフトバンクG(9984)が4%をこえる上昇。
「子ども庁」創設観測で幼児活動研究会(2152)やベビーカレンダー(7363)がストップ高し、JPHD(2749)やポピンズHD(7358)など子育て関連銘柄が上昇しています。
反面、米アルケゴスをめぐる取引で100億円規模の損失可能性が報道されたみずほ(8411)が下落。すでに公表している野村(8604)や三菱UFJ(8306)も続落しています。
その他、関西電力(9503)や九州電力(9508)など電力株が売られ、月次が嫌気されたKeeper技研(6036)や大幅な減益計画となったセキチュー(9976)などが大きく値を崩しました。
日経平均は窓を開け上昇しています。5日線(29447円)が25日線(28339円)をゴールデンクロスし、モメンタムもゼロラインを突破してきています。パラボリックも30100円あたりを超えれば陽転する可能性があり、短期テクニカルは強い形を作ってきています。
中期的には日経平均は、上記のようにトリプルトップからのリターンリバーサルともいえる形になっています。
日経平均が新たな上昇軌道を描くには3/18の30485円を抜けることが必須になります。
私個人的には、GSやABNアムロのオプション手口を見ていると、30000円乗せはあっても、そこからの上昇は難しいと考えています。ナイトセッションで引き付けて、SQまで1週間の30625円のコールを売ってみたのですが、はたしてどのような結果が出るのか楽しみです。
(病院でなにやっとんねん!)
さて、約3週間後に決算発表がはじまります。
本日は予想PERを確認しておきます。
上記は日経平均の予想PERですが、平均PERは15.3倍くらいになります。現在の日経平均は22.65倍で割高ということになりますが、コンセンサス通り、今度の決算が3割ほど増益になれば、PERは約18倍くらいまで下がることになり、おおむね正当化されることになります。(35倍くらいまで急騰しているところは、コロナで決算見通しが出されなかった時期の数値でイレギュラーと考えて差し支えありません。)
上記は業種別の予想PERですが、今度の決算発表でどのように数値が変わってくるのか、日経平均に対して割安なのか割高なのかチェックするだけでも、今後伸びる業種なのかそうでないのかつかめるのではないでしょうか?
また、お客様が保有する銘柄が同業種のPERと比べて割高なのか割安なのかコンサルするだけでも商いのチャンスが広がると思います。