えのキングの投資日記

日本株投資日誌

5/31(水) 日本株上昇に死角はないのか⁉

5月30日(火)


【相場概況】

日経平均 寄与度ランキング



【騰落レシオ】


空売り比率】


【売買代金】


【米株市況】

5/29 戦没者追悼記念日(メモリアルデー) 休場


恐怖指数



【Fear and Greed Index】

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN



【業種】


【個別】

www.nikkei.com


熊谷組(1861)年初来高値を更新し、一時8%超の上昇となる3,145円まで買われる場面もありました。

前日に提出された大量保有報告書によると、アクティビストで知られる香港の投資ファンドオアシス・マネジメント7.07%保有する大株主となっていることが明らかになっています。

保有目的は、ポートフォリオ投資および重要提案行為等としています。

既にオアシスマネジメントは同社に対して社長の再任反対や自社株買い、増配などの株主提案をしていることから、同社株を保有していることは明らかでしたが、更に買い増した模様です。 

熊谷組はオアシスマネジメントの株主提案に既に反対表明をしており、6月29日株主総会へ向け思惑が強まることになりそうです。

市場では熊谷組のPBR(株価純資産倍率)は1倍を下回っている。割安に放置されているなかでアクティビストの大量保有が明らかとなり、格好の買い時となった」立花証券の鎌田重俊企業調査部部長)との見方もあるようです。


www.nikkei.com


ソシオネクスト(6526)が連日の上場来高値更新になっています。

経済産業省が30日、半導体・デジタル産業戦略の改定案を示し、AI向けの半導体の開発などの支援に乗り出すと報じられています。


省電力 サブシステム|株式会社ソシオネクスト

 

低電力なAIエンジンなどを活用した高性能なカスタムSoC(システム・オン・チップ)の開発を手掛ける同社に対して、事業へのポジティブな効果を期待した買いが集まったようです。

株価は、真空地帯の中、きれいな上昇波動を描いています。

株価上昇が、どこまで継続するのか注目されます。

 

kabutan.jp


ショーケース(3909)上場来安値をつけた後、急騰しストップ高まで買われています。


同社は、オンライン本人確認/eKYCツール「ProTech ID Checker」に、開発不要の公的個人認証サービス機能「ProTech マイナンバーIC認証」をリリースすると発表しています。

従来の本人容貌・免許証・ランダム画像などを撮影する犯罪収益移転防止法に準拠した本人確認に加えて、マイナンバーカードのICチップを活用した公的個人認証も可能となるとのことです。

株価は、値ごろ感に着目した短期志向の個人投資家資金が集結していて、目先はボラタイルな展開が続きそうです。


kabutan.jp


A&Dホロンホールディングス(7745)が、急伸し年初来高値を更新しています。

 

岡三証券では同社株の投資判断を「強気」継続で、目標株価を1,600円から2,000円にまで引き上げています。


同証券は、収益性の高い半導体関連事業の拡大が成長シナリオと考えていて、これが徐々に具現化する局面と見ているようです。

同社製品は競合他社が少なく、先端領域に強みを持っている点が評価出来るとしています。

今後も安定した売上・利益成長が続くと予想していて、株価も一段高が期待できそうです。


kabutan.jp


ACCESS(4813)が急騰し、場中値つかずのストップ高比例配分になっています。

 


同社は2024年1月期1Q(2~4月)決算を発表し、経常損益が3.7億円の黒字に浮上し、上半期計画の13.1億円の赤字をすでに上回っています。

 


ホワイトボックス向け統合NetworkOS「OcNOS」で大型リピート案件の受注があり、これが全体業績を大きく押し上げる要因となったようです。


あまり知られていませんが、同社の大量保有報告書をみると、タワー投資顧問が45.04%の株を保有し、事実上の筆頭株主になっています。

タワー投資顧問と言えば、2005年にファンドマネージャー清原達郎氏37億円の納税を行い、サラリーマンとして長者番付トップに躍り出て、一躍有名になったところです。


清原氏は、その後健康を害したとのうわさもあり、大量保有報告書も2021年に買い増しの報告があった後は変更されていません。

しかしながら、同社は現金同等物150億円保有する会社で、タワー投資顧問に、何らかのアクションが起こったときには株価が大きく反応する可能性も秘めていると思います。

NTTのIWON構想にも絡んでいる会社ですので、マークしておきたい会社です。


テクニカル分析

日経平均 日足 MACD

日経平均は4日続伸!

5日線(30992円)をサポートラインとして、下影のある陽線を形成しています。

マザーズ指数


引き続き、物色は半導体関連に集まり、本日も日経平均が高い中、東証プライムは値下り銘柄数のほうが多い状況です。

しかしながら、本日はマザーズ指数が1.93%の上昇になり、小型株の循環物色が始まりつつあるように感じます。

理想的な流れになっていて、これからは、指数以上に投資家が恩恵を受ける相場になる可能性もあると思います。

チャンスをしっかりつかんでいきたいところです。


【本日のトピック】

www.bloomberg.co.jp
さて、現状の日本株の上昇に死角はないのでしょうか?

やはり、一番の警戒されるところとしては、日銀の政策と思われます。

本日も、引け後、やや円高になったのは、上記の財務省金融庁、日銀の情報交換会合が行われることが報じられたからのようです。

恐らく、日銀の政策修正の可能性をみたアルゴが売ったものと思われます。


結果、為替を注視するという内容だったようで、事なきを得ることになっていますが、為替も円安が進み、物価も上昇してきていますので、政府・日銀の一挙手一投足には
どうしても関心が集まります。

www.bloomberg.co.jp


本日も、植田総裁は金融緩和を継続させる意向を示していますが、事前に緩和修正を匂わせれば、投機筋の国債ショートを誘発することになりますので、実施するときは、突然実行に移すものと思われます。

次の日銀政策決定会合は6/16になりますが、いきなりYCC修正とまではいかなくとも、10年国債指値オペ上限を現状の0.5%から25bpもしくは50bp引き上げる可能性は捨てきれません。

www.nikkei.com


あるいは、日銀が保有するETFについて、なんらかの指針を示してくるかもしれません。

www.nikkei.com


岸田首相はサミットを成功させ、早ければ、6月解散もありうるという見方もありましたので、さすがに選挙の時に日銀政策変更はないだろうと見る向きもあったのですが、今回のドラ息子の更迭で解散の可能性は低くなったものと思われます。


もっとも、この人は国会議事堂でファッションショーをやってますが・・・

それはともかく、6/13~14はFOMC6/15~6/16は日銀政策決定会合になります。

その近辺では、いったんポジションを軽くするのも一考かもしれません。

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5/30(火) ウェルス・マネジメント(3772)に注目!

5月29日(火)


【相場概況】

日経平均 寄与度ランキング


【騰落レシオ】

 


空売り比率】



【売買代金】

 


【米株市況】

 


恐怖指数



【Fear and Greed Index】

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN

 


【業種】

 


【個別】

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ソフトバンクグループ(9984)後場から急伸しています。

 

 

同社が出資する英アームは29日、モバイルコンピューティングのプラットフォームとしてスマートフォン向けに過去最高のプレミアム・ソリューションを提供する「Arm Total Computeソリューション2023(TCS23)」を発表しています。

TCS23には、新しい第5世代GPUアーキテクチャを採用した世界トップクラスのArm Immortalis GPU、次世代の人工知能(AI)向けにArmのパフォーマンスリーダーシップを発揮するArmv9ベースの新しいCPU群、そして数百万人のArm開発者向けに、よりアクセスしやすいソフトウェアを提供するための新しい機能拡張が含まれているようです。

没入感のあふれるゲームやリアルタイム3D、次世代のAIアプリケーションの実現に繋がるとのことです。

足もとでは米エヌビディアの決算を機に、生成AI向けに半導体需要が伸びるとの見方から半導体関連銘柄への買いが続いていて、同社にも英アームの業績拡大に期待した買いが入っているようです。

www.nikkei.com

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大阪油化工業(4124)一時ストップ高になるまで買われ、年初来高値を更新しています。

先週の日経新聞では、経産省は2030年から国内空港で国際線に給油する燃料の1割をSAF(再生航空燃料)にすることを石油元売りに義務付けると報じられています。

また、本日の日経新聞では、ANA HD(9202)は航空機が排出するCO2を2030年度に2019年度比で実質10%以上減らす目標を設定し、航空燃料の10%以上をSAFにする計画と報じられています。

これを受けて、同社株やユーグレナ(2931)Green Earth Institute(9212)などSAF関連に見直し買いが集まった様子です。

今後もSAF関連は折に触れて物色される可能性が高そうです。


kabutan.jp


 エクサウィザーズ(4259)
が急反発しています。



同社は、同社が提供している企業情報に特化した検索エンジン「exaBase 企業検索」に、「ChatGPT」を利用して有価証券報告書から重要事項を抽出し、対象企業の経営戦略を簡潔に表示するサービスを開始すると発表しています。

同サービスは、有価証券報告書から正確かつ新しい重要情報を抽出して文章化し、対象の上場企業の経営戦略を簡潔に表示することで、適切かつ迅速な意思決定を支援するというものです。

6月中にサービスを開始する予定で、業績への影響は現在精査中としています。


kabutan.jp


ベクター(2656)ストップ高まで買われています。


同社は、太陽光発電所用地の売却を決めたと発表していて、材料視されたようです。

同社は4月4日、鳥取県西伯郡に所在する太陽光発電所用地及び売電権利の取得を発表しています。

この際、発電所用地は第三者へ売却する計画とし、売却ができなかった場合は同社が太陽光発電所を建設のうえ、売却する予定だと開示していました。

本件は、2024年3月期の1Qに計上される予定で、株価は、目先、2月1日の年初来高値369円が意識される動きになりそうです。

kabutan.jp


シンプレックス・ホールディングス(4373)が大幅反発しています。


SMBC日興証券26日付目標株価2900円→3100円へ引き上げていて、これが材料視されているようです。

同証券は、コンサルティングシステム開発の両輪が株価評価を高めるだろうと指摘していて、金融ソリューションや保険ソリューションを中心とした成長領域の受注拡大や、今期下期以降の新卒稼働に伴う利益成長が確認されるにつれて株価評価も高まるとみているようです。

株価は目先、4月3日の年初来高値2,531円を目指すことになりそうです。


テクニカル分析


日経平均は3日続伸年初来高値を更新。

しかしながら、5日線(30918円)上は維持するも、上影のやや長い陰線で終わっています。

ソフトバンク(9984)信用取引情報


本日は、前述のようにソフトバンクグループ(9984)が急騰し、日経平均85円引き上げていますが、前述の材料以外にも同社株は売り残+貸付残買い残の約4倍ある売り長状態です。

同社株の復活は、物色の裾野が広がりつつあることを示し、グロース株物色にもつながり得る現象と思われます。

日経平均自体は、スピード調整の可能性もありますが、個別物色が進む可能性もあり、中小型株物色につながるのか注目されるところです。


【本日のトピック】

ウェルス・マネジメント(3772)

https://www.wealth-mngt.com/


さて、本日はウェルス・マネジメント(3772)を紹介したいと思います。


同社は、不動産金融事業を行うリシェス・マネジメント株式会社、ホテル運営事業を行うワールド・ブランズ・コレクションホテルズ&リゾーツ株式会社などを傘下に持つ持株会社です。


物件獲得・投資・開発・管理・ホテル運営を一気通貫で提供できるのが、同社の強みです。

 

toyokeizai.net


四季報を見ると、京都箱根ニセコ等、明らかに中国の超富裕層をターゲットにした開発をしていることが伺えます。


大株主を見ると、赤坂とか麻布とか上野とか、恐らく資産運用会社と思われる組合が並び、不動産運用で定評のあるゴールドマンも大株主に入ってきています。

業務提携している筆頭株主サムティ(3244)の大株主である大和証券(8601)も絡んでいて、決算の数字合わせで、ちょこちょこ売っている様子が伺えます。

同社は2021年に策定した「中期経営計画2024」において5000億円規模のホテルREITを立ち上げることと、プライム市場昇格のために株価を3倍にする目標をたてています。

(中期経営計画が発表されたのが2021年の6月くらいですから、ざっくり3倍で3000円⁉)

kabutan.jp


5/11に発表した決算も、コロナ過から回復し、今期は当期純利益の過去最高益を予想しています。

5/23には、株主優待を年2回から年3回に大幅拡充することも発表しています。

 

2024年 開業 シックスセンシズ 京都


同社が運営するホテルの宿泊や品物に変えることができるようです。


直近、同業のレーサム(8890)大幅増配の発表をして、3日連続ストップ高を演じました。

同社は、今期の配当予想は、まだ出していませんが、中期経営計画の最終年度で、株価3倍をうたっているわけですから大幅増配の可能性もあるのかなと思われます。


PERも6.6倍で、株価も年初来高値にトライする動きが見られます。

インフレで地価も上昇傾向が続くでしょう。
中期で仕込んでもいいのではないでしょうか?

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5/29(月) 来るか「AIバブル」! グロース市場の夜明けは近い⁉

5月26日(金)



【相場概況】

日経平均 寄与度ランキング

【騰落レシオ】


本日も日経平均は高いものの、騰落レシオは沈静化してきています。

空売り比率】

 


空売りも入り始めてます。

【売買代金】

 


【米株市況】

 

5/25(木)米株市況

5/26(金) 米株市況


恐怖指数

 



【Fear and Greed Index】

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN



【業種】

 

 


【個別】

 

www.nikkei.com


三井ハイテック(6966)が大幅高になり年初来高値を更新しています。


同社は、メキシコにモーターコアの製造・販売を目的とした子会社を設立すると発表しています。

現在はカナダで製造、販売を行っていますが、さらなる北米電動車市場の拡大が見込まれることで、新たな供給体制を構築するようです。

量産開始は25年9月を予定していて、中期的な電動車市場の拡大があらためて意識される状況のなか、シェア獲得に対する同社の自信の表れとも捉えられているようです。

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アルメディオ(7859)ストップ高まで買われています。


同社株は、三菱重工(7011)などと出願した「複合材料構造体及び複合材料構造体の製造方法」の特許特許庁から公開されたことが材料視されているようです。

カーボンナノチューブや金属ナノワイヤなどの導電性材料を含む導電性のコーティング剤を複合構造体に表面に薄く塗布することで、エッジグロー(火花の発生)を防止するとのことで、出願日は2021年11月16日になっています。

株価は5月12日の2023年3月期決算と中期経営計画の発表以降、見直し買いが流入し、下値を切り上げる展開となっています。

一段高相場が期待出来そうな状況です。


kabutan.jp


エンプラス(6961)ストップ高まで買われ年初来高値を更新しています。

米エヌビディアの好決算を受けAI向け半導体関連銘柄として買われていて、同社のほか、日東紡績(3110)マイクロニクス(6871)など半導体関連の中小型株で急伸するものが目立っています。


今月2日付で東海東京調査センター「ジェネレーティブAIの離陸で半導体事業は下期から好転へ」とタイトルでレポートをリリースしています。

ジェネレーティブAIとは生成AI技術のことで、同センターによれば同社半導体事業の主要顧客はインテルAMDなどサーバー用半導体企業が多く、2024年3月期後半からジェネレーティブAI関連需要の立ち上がりを想定しているとのことです。


東海東京調査センターは同レポートで同社の目標株価5,500円に設定し、本日目標株価を超えてきています。

また、いちよし証券目標株価10,000円に設定しています。

「ジェネレーティブAI関連銘柄」は、今後もますます注目されそうです。

kabutan.jp


Ridge-i(5572)が大幅反発になっています。


ridge-i.com


同社は、半導体大手の米エヌビディアがテクノロジーを紹介するYoutubeチャンネルで、同社が荏原製作所(6361)傘下の荏原環境プラントと共に実現したAIを活用したごみ焼却炉のイノベーションに関する対談動画が公開されたと発表しています。

「AIで変わるごみ焼却炉施設」と題し、AI活用の背景と直面した課題、AI人材育成とプロジェクト成功の秘訣、DX推進で考えるべきポイントについて解説しています。

株価は、3,500円どころの戻り売りをこなせるか注目されます。

kabutan.jp


MonoAI technology(5240)ストップ高まで買われています。

monoai.co.jp

monoAI technology、フォートナイトに特化した法人向けメタバース空間制作サービスを開始 | monoAI technology株式会社



同社は、オンラインゲーム「フォートナイト」に特化した企業独自のメタバース空間制作サービスを開始すると発表しています。

「フォートナイト」は、米エピックゲームズが配信しているオンラインゲームで、総プレイヤー数5億人以上、月間アクティブユーザー数7000万人のユーザー数を誇るメタバースプラットフォームです。

ユーザーはオンラインで対戦するバトルモードのほか、ユーザーがフォートナイト上に独自のメタバース空間及びオリジナルゲームを制作することができる「クリエイティブモード」で自由に遊べるようになっています。

本日は、104万株超の買いを残していて、休み明けのマーケットも買いが先行しそうです。


テクニカル分析

日経平均 日足 MACD


日経平均は続伸!

 


上影の長い「トウバ」に近い足形を形成しながらも、陽線で上向きの5日線(30888円)を回復しています。

日経平均先物

ナイトセッションの日経平均先物31500円 +540円と大幅に反発して戻ってきています。

www.bloomberg.co.jp

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米国では、相変わらず「債務上限問題」の交渉が続いていて、昨日は楽観的な見通しが示され、イエレン財務長官も6/1と言っていた「Ⅹデー」を6/5に伸ばす発言をしています。

日経VIも再び上昇してきていて、ショートを振っていた国内勢(野村証券)が踏み上げさせられた様子です。(歴史的な敗北?GS圧勝!)

騰落レシオも沈静化してきていて、ここから物色の裾野が広がってくるかどうかが、相場上昇のカギを握りそうです。


【本日のトピック】

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さて、エヌビディアの歴史的な上昇から、マーケットでは、にわかに「AIバブル」が始まったという話題で盛り上がっています。


たしかに、過去のバブル相場時には、事前に大恐慌懸念で弱気筋とショートを呼び込み、それが踏み上げられるという「ショートカバー」がバブル相場の一因になったという見方もあります。

そういう意味では、日米ともにリセッション懸念でショートを呼び込んでいるという現状によく似ていて、そこに「ジェネレーティブAI」関連が脚光を浴びつつあるわけですから、あながち「AIバブル」到来というのも大袈裟ではないのかもしれません。


ところが、いまのところ物色されているのは、大型半導体関連が主流で、上記マザーズ指数は、三角持合いを下離れし始めています。

 

これは、恐らく長期金利が再度上昇し始めているということも関係していると思います。

www.google.com


FRBのウォラー理事は、6月の利上げの有無はデータ次第であり、引き締めサイクルが終わったとの宣言は時期早々であるとコメントしています。

    
 

            (4/26時点のFF金利見通し)

            ⇩

5/26のFF金利見通し

              

つい、1ヶ月ほど前は、市場では5月のFOMCで利上げは終了、6月から利上げ停止、9月から利下げ開始」というのが、コンセンサスになっていました。

ところが、現状のコンセンサスは、6月のFOMCでの利上げの可能性も7割弱まで織り込まれており、6月のFOMCで見送られても、7月までのFOMCでは、ほぼ100%利上げが見込まれている状況になっています。

つまり、「米国の一段の金利上昇が、日本のグロース株にも悪影響を与える」という、これまでの常識がグロース株の足を引っ張っているのだと思います。

そして、「PBR1倍割れ」もグロース株には、ほとんど関係ありませんので、そういう面からも、物色圏外になっているのかもしれません。

 

東証グロース 投資部門別売買状況(個人)

東証グロース 投資部門別売買状況(海外投資家)

 

ところが、東証グロースの投資部門別売買状況をみると、グロースを売っているのは、国内の個人であって、海外投資家は、しっかり買い越しに転じていることがわかります。


「米国がくしゃみをすれば日本が風邪をひく」という30年続いた常識にとらわれた投資家がショートで大やけどを食らっているのと同様に、グロース市場においても、「米国金利上昇=グロース売り」という常識にとらわれた個人投資家が売っているのではないかと思います。

マザーズ指数

三角持合いを下抜けたマザーズ指数も、見方を変えれば、ボックスの下限に届いたところと見ることもできます。

「AIバブル」が本当に発生するのであれば、日経平均のショートカバーが一巡すれば、グロース株にも物色が循環してきて買われる局面が来ると思います。

少なくとも、「ジェネレーティブAI」関連銘柄は押さえておいたほうがいいと思います。

ちなみに、Chat GPT「ジェネレーティブAI」関連銘柄はどんな銘柄があるか尋ねると、以下の銘柄を回答してきました。参考にしてもいいかもしれません。

パークシャ(コード:3993):画像生成AIツール「DALL-E」を開発した米国のOpenAIと提携し、日本市場での展開を目指す。

 

日立製作所(コード:6501):自然言語処理や画像認識などのジェネレーティブAI技術を持ち、さまざまな分野でのソリューション提供を行う。

 

NEC(コード:6701):顔認証や音声合成などのジェネレーティブAI技術を持ち、公共・社会インフラや金融・流通などの分野でのソリューション提供を行う。

 

富士通(コード:6702):自然言語処理や画像認識などのジェネレーティブAI技術を持ち、デジタルトランスフォーメーション(DX)やスマートシティなどの分野でのソリューション提供を行う。

 

日本電信電話(コード:9432):自然言語処理音声合成などのジェネレーティブAI技術を持ち、通信・放送・メディアなどの分野でのソリューション提供を行う。

 

FRONTEO(コード:2158):自然言語処理テキストマイニングなどのジェネレーティブAI技術を持ち、法務・知財・医療などの分野でのソリューション提供を行う。

 

アエリア(コード:3758):自然言語処理音声合成などのジェネレーティブAI技術を持ち、ゲームやエンターテイメントなどの分野でのソリューション提供を行う。

 

ユーザーローカル(コード:3984):自然言語処理テキストマイニングなどのジェネレーティブAI技術を持ち、マーケティングビッグデータ分析などの分野でのソリューション提供を行う。

 

ヘッドウォータース(コード:4011):自然言語処理や画像生成などのジェネレーティブAI技術を持ち、教育や医療などの分野でのソリューション提供を行う。

 

HEROZ(コード:4382):自然言語処理音声合成などのジェネレーティブAI技術を持ち、ゲームやエンターテイメントなどの分野でのソリューション提供を行う。

FIXER(コード:5129):自然言語処理テキストマイニングなどのジェネレーティブAI技術を持ち、マーケティングビッグデータ分析などの分野でのソリューション提供を行う。

 

ルネサス(コード:6723):自然言語処理や画像認識などのジェネレーティブAI技術を持ち、半導体や電子機器などの分野でのソリューション提供を行う。

 

ChatGPTが選んだ「ジェネレーティブAI」関連(週足)

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5/25(木) 「森を見るより木を見る相場」スタートか⁉

5月24日(水)


【相場概況】

日経平均 寄与度ランキング


【騰落レシオ】


空売り比率】


【売買代金】


【米株市況】

5/23(火) 米株市況


恐怖指数



【Fear and Greed】

Fear & Greed Index

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN



【業種】


【個別】

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トヨタ自動車(7203)が、
カイ気配スタートで急反発しています。

前日は引け際に大口の売り注文が出て株価を急落させる展開を強いられ、市場でも話題となりました。

誤発注の可能性が高いとみられていて、きょうはその買い戻しに加え絶好の押し目買い好機とみた買いが集中したようです。



ただ、昨日は大引け1447万株もの株が売却されたのに、本日の寄り付きの出来高380万株に留まっています。

誤発注ならば、売却と同数の買戻しが入るのが普通ではないでしょうか?


市場では、農林中央銀行のリバランスとかオイルマネーが売ったとか、いろんな観測が飛び交っていますが真相は不明です。

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同社は、2030年までに30車種のEVを展開し、年間150万台の販売を目標としていますが、あくまで、ハイブリッド車(HV)など幅広い環境車を取りそろえる「マルチパスウェイ(全方位)」戦略を掲げています。

EVは中国が国を挙げて推進していて、年間150万台では太刀打ちできないと見る向きもあります。

仮に、長期投資家が同社株のEV戦略の出遅れを嫌気して売却したのだとすれば、今後の日本の自動車産業の評価に関わってきます。

秋のモーターショーも含め、業界の勝者はどこか注目していきたいところです。


kabutan.jp



ウェルプレイド・ライゼスト(9565)ストップ高まで買われています。

 

共同通信が、コンピューターゲームなどの腕を競う「eスポーツ」に関して、政府がオリンピックでの採用を見据え、研究や情報収集、医科学支援に乗り出す方向で検討に入ったと報じています。

文科省所管の日本スポーツ振興センターや関連団体、企業などが連携し、選手強化を後押しするとのことです。

この報道を受けeスポーツイベントの企画・運営などを手掛ける同社事業に追い風になるとの見方から買いを集めています。

その他、同関連として鉄人化計画(2404)アイフリークモバイル(3845)カヤック(3904)GameWith(6552)エヌリンクス(6578)ログリー(6579)GFA(8783)ストライダーズ(9816)なども物色されています。

明日以降も物色が続くか注目されます。

 

kabutan.jp


中国電力(9504)が大幅高になり、年初来高値を更新しています。

同社は、従来未定としていた2024年3月期業績予想を発表し、最終損益前期赤字(1,553億7,800万円の赤字)から590億円の黒字に転換する見通しを公表しています。

また、同じく未定としていた配当予想について2期ぶりに復配する方針もあわせて明らかにしていて、これらが好感されたようです。

 

 

kabutan.jp

 


また、東北電力(9506)も大幅続伸し、年初来高値を更新しています。

東北電力女川原子力発電所

本日、再稼働が計画されている女川原子力発電所2号機の運転差し止めを周辺住民が求めていた裁判で、仙台地方裁判所訴えを退ける判決を言い渡したと報じられています。

住民側は、重大な事故が起きた場合に備えて自治体が作成した避難計画に不備があるとして、再稼働の差し止めを求めていました。


本日は他の電力株も全面高になっています。


電力株の長期トレンド転換につながる可能性もあり、注目されるところです。

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ブイキューブ(3681)が大幅反発になっています。

 

同社は、国内最大級のメタバースプラットフォーム「cluster」を運営するクラスター社に対して、高品質な動画・音声の配信を低コストで実装出来るビデオ通話・ライブ配信SDK「Agora」を提供したと発表しています。

10万人規模でも低遅延で動画送信出来ることや基本機能の実装が短時間・低コストで完了するとのことです。

株価は安値圏で推移していて、75日移動平均線(555円)へと向けた動きが期待されます。

www.nikkei.com


反面、オリエンタルランド(4661)が大幅安になっています。

中国で新型コロナウイルスの感染が再拡大していると伝わっていて、専門家は、6月末にピークを迎え、1週間あたりの新規感染者6500万人に達するとの見方を示していると報じられています。

これを受けインバウンド需要期待が後退し、手仕舞い売りのキッカケとなったようです。

日本株の上値追いが止まったことから、改めて悪材料に目を向け始めた投資家も多いようです。

同社のほか、百貨店空運などインバウンド関連には売られているものが目立っています。


テクニカル分析

日経平均 日足 MACD

日経平均は続落!

4/9以来の2日続落となり、5日線(30821円)を割り込む陰線になっています。

上海総合指数


中国株が下抜けする状況の中、ここもと相場を牽引してきた、ファーストリテイリングインバウンド関連が売り込まれてきています。

反面、昨日は売り込まれた半導体関連は、必ずしも弱いものではなく、反発する銘柄も多い状況です。


そして、東証プライムは値下り銘柄数が多かったものの、東証スタンダード、東証グロースでは値上がり銘柄数のほうが多かったことがわかります。

すなわち、今回の上昇相場を支えてきた銘柄は売りが目立つ中、屋台骨の半導体関連は崩れておらず、不調であった小型株に循環してきていることがうかがえます。

日経平均が調整する中で、物色対象の裾野が広がってきている状態で、投資家にとっては好ましい状態になりつつあると思います。

日経平均自体は調整色が強まっていて、30000円あたりの下落はあり得ると思いますが、小型株が物色される流れになれば、むしろ個人投資家にとっては歓迎される流れになると思います。

「森を見るより木を見る相場」になるのかもしれません。


【本日のトピック】

本日は割愛します。

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5/24(水) 日経平均は調整入りするも、基本は押し目買い!

5月23日(火)



【相場概況】

日経平均 寄与度ランキング


【騰落レシオ】


空売り比率】


【売買代金】


【米株市況】

5/22(月)米株市況

恐怖指数

恐怖指数


【Fear and Greed】

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN


【業種】


【個別】

 

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ヤマハ発動機(7272)が4日続伸になっています。

前日に提出された大量保有報告書によれば、穏健派アクティビストとして知られる英シルチェスター・インターナショナル・インベスターズが、同社株を6.08%まで買い増していたことが明らかになっています。

シルチェスター・インターナショナル・インベスターズは主にバリュー株への長期投資を基本に株主提案をすることもあるファンドで、最近では大林組(1802)京都銀行(8369)に対して特別配当実施などの株主提案をしています。

更に買い増してくる可能性もあるのではとの見方にも繋がっているようで、本日は見直し買いのキッカケになっている面もある様子です。

明日以降、年初来高値3,680円を取りに行けるか注目されます。

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日進(9066)が急伸し、年初来高値を更新しています。

同社は、昨年発表した第7次中期経営計画(2023年3月期~2027年3月期)について、資本政策に関する方針を定めることにしたと発表しています。

株主還元について、安定配当の継続を基本に下限配当としてDOE2%以上を設定したほか、中計期間に100億円程度の自己株取得を行うとしています。

また、2026年までに、約50億円の政策保有株式の縮減を行い、PBRの1倍超えを目指すと明記しています。

株価は2018年10月以来の高値水準を駆け上がるか注目されます。

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ベクター(2656)が続急伸になっています。

https://corp.vector.co.jp/wp-content/uploads/2023/05/UNIPLAT.jpg


同社は、スイスのユニファイ社が運営する「UNIPLAT」に関する、日本国内のブロックチェーンサービススキーム、及び、海外企業の日本進出サポートエコシステムの構築について協業すると発表しています。

「UNIPLAT」は127ヶ国からのメンバーが参加する起業家及び研究者を支援するオンラインプラットホームとなっています。

株価は、業績へのインパクトを期待する動きが先行していて、2月の窓埋めを達成しています。

一段高が期待されるところです。

kabutan.jp


デジタルアーツ(2326)が急反発しています。


SBI証券が強気のレポートを出していて、目標株価13,100円→15,900円に引き上げています。

それによれば、業績予想を上方修正しており、今期業績は会社計画をやや上回る程度ですが、来期以降も2桁増収増益を続けると予想しています。

時価を大幅に上回る目標株価ということで、見直し買いに繋がっているようです。

目標株価の根拠は、直近7年間の同社PER平均値(PER45倍)を参考に決定していて、2期先のSBI予想EPS(354円)にPER45倍を乗じて15,900円を算出したようです。

明日以降も、見直し買いが継続するか注目されます。

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BTM(5247)が場中値つかずのストップ高比例配分になっています。

同社は、商工組合中央金庫と「ビジネスマッチング業務委託契約」を締結し、地方企業のDX推進に向けた協業を開始したことを発表しています。

企業の旺盛なデジタルシフトの動きを捉え、トップラインの伸びが著しい同社株に期待が集まっています。

本日は21万株超の買いを残していて、3月9日年初来高値7,120円を視野に捉えた動きになっています。


テクニカル分析

日経平均 日足 MACD


日経平均は9営業日ぶりに反落!

これまで、述べてきたPBR1.3倍フィナボッチ・リトレースメント(76.4%)戻しの21300円水準で頭を押さえられ、陰線を形成しています。

5日線(30704円)は、まだ維持していますが、MACDのヒストグラムが収縮し始めています。

5/23 21:10 日経平均先物


日経平均は調整のターンに入ったものと思われ、これが日柄調整になるのか値幅調整になるのかというところですが、21:10現在の日経平均先物は、30580円 -270円5日線を大きく割り込む様相です。

「東京時間に上値重く、海外時間に強い」展開から、「東京時間に強く、海外時間に上値重く」に変わりつつある状況です。

上昇ピッチも非常に速い動きでしたが、いったん窓埋めになる30100円あたりまでの値幅調整はみておいたほうがいいと思います。


【本日のトピック】

www.nikkei.com

さて、本日日経平均の反落のきっかけになったのは、経産省が省令改正を公布し、先端半導体の輸出規制を発表したからという解説が多いようです。


ここもとの相場上昇を牽引してきた半導体関連が、急速に弱含み、目先の天井を示唆する「陽の陰つつみ」に近いチャートを形成してきています。

ニュース自体は、業績に与える影響は軽微と思われますが、売りのきっかけにされたものと思われます。

www.nikkei.com

それから、トヨタの不可解な下落も話題になっていました。


トヨタの歩み値をみると、大引けの1秒で1930円から1857円まで73円も売り崩されています。

特段売る材料も見当たらず、誤発注ではないかという観測がある一方で、本日は農林中央銀行を中心とした金融機関がリバランスの売りをだしたと見る向きもあります。


確かに、ここもと、海外投資家が一貫して買い越してきている中、銀行はずっと売り越しになっています。

外債やハイブリッド債などの損出しのリバランスで株を売ってきているのかもしれません。


しかしながら、これまで述べてきた、米国の巨額の余剰マネーの一部が日本株に流れるという構図は、そう簡単に終わるものではないと思います。

日柄等から、2013年5月テーパータントラムの再来と見る向きもありますが、当時とは、状況が大きく違うと思います。

海外投資家の姿勢が変化するような材料が見えるまでは、基本は押し目買いでいいと思います。


今朝のモーサテに、逆神が登場したのが原因という声も・・・

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5/23(火) 【本日のトピック】は割愛します。

5月22日(月)


【相場概況】

日経平均 寄与度ランキング


【騰落レシオ】


空売り比率】


【売買代金】

東証プライム 3兆0045億円
東証スタンダード 1194億円
東証グロース 1455億円

 


【米株市況】

5/19(金)米株市況


恐怖指数

 


【Fear and Greed】

Fear & Greed Index

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN

 


【業種】


【個別】

www.nikkei.com


東京海上ホールディングス(8766)が大幅高になり、上場来高値を更新しています。


同社は、2024年3月期(今期)業績見通しを発表し、連結純利益前期比41%増5300億円になるとの予想を公表しています。

アナリスト予想のQUICKコンセンサス(4月27日時点、10社)の4838億円を上回ったことに加え、年間配当121円を計画し、実質増配で配当利回りは4%超となることが好感されたようです。

 


更に発行済み株式数の1.5%に相当する3000万株、金額ベースで500億円を上限とする自社株買いを実施することも発表しています。

年間では追加で500億円の実施予定ともしています。

本日はMS&AD(8725)年初来高値を更新しています。

新型コロナウイルスの影響が一巡し、保険金支払いの負担が軽減するのが奏功しているようです。

しばらく株価は活気づきそうです。

kabutan.jp


アミタホールディングス(2195)が急伸し、ストップ高まで買われています。

同社は、インドネシア大手セメント会社のIndocement Tunggal Prakarsaと共同事業調査のための覚書を締結したと発表しています。

今年末を目途に産業廃棄物・一般廃棄物由来の代替燃料・原料を調達・製造・供給する事業について、実現性の分析などを行うとのことです。

本日の大幅高で株価は決算発表を受け先々週に空けた大きな窓を埋めており、上昇トレンド入りが注目されます。

kabutan.jp


EduLab(4427)が場中値つかずのストップ高比例配分になっています。


同社は、先週末19日引け後に、同社に対して東証が特設注意市場銘柄の指定を解除すると発表しています。

同社は、不適切な会計処理に絡んで内部管理体制等の改善の必要性が高いとして2022年4月1日に特設注意市場銘柄に指定されていました。

指定から1年経過した後に提出された内部管理体制確認書の内容などを確認し、内部管理体制などが改善され、対応が行われていることが認められたとしています。

本日はこのことを材料視した買いが集まっていますが、明日以降継続するか注目です。

kabutan.jp


AIAIグループ(6557)が大幅続伸し、ストップ高まで買われています。

 

同社は、先週末に、2026年3月期営業利益目標3億~5億円とする中期経営計画を発表しています。

保育・療育・教育のシナジー効果を高め、投資額を抑制しつつ安定的な収益基盤の維持・拡大を図るとしています。

また、訪問支援サービスや幼児教育プログラムなどの新たなビジネスモデルを構築するとのことです。

株価は75日移動平均線を突破し、目先この水準を保てるか否かが焦点となりそうです。

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リンカーズ(5131)が急伸しストップ高まで買われています。

人工知能関連という以外に特段材料は見当たりませんが、
時価総額50億円にも満たない超小型株貸借銘柄だけに踏み上げ相場を狙って仕掛けてきた投機筋が入ってきたとの思惑もあるようです。

直近、有力投資家のトンピン氏が手掛けたと噂されるビューティ花壇(3041)が、派手な踏み上げ相場を演じた直後だけに期待感が出るのは当然ですが、逆に言えばビューティ花壇の例があるだけに空売りは早々入らないとの見方も多いようです。

空売りを多く誘い込むには、もっと派手に上げていく必要があるだけに明日も上昇が続くかどうかが鍵になりそうです。

ちなみに、トンピン氏が手掛けていると噂される銘柄はヘリオステクノ(6927)三ツ星(5820)ビューティ花壇(3041)海帆(3133)TBグループ(6775)あたりという噂がありますが、どれも怪しい動きをしています。

あくまで、材料株なので割り切った対応が必要と思われます。

テクニカル分析

 


日経平均は8日続伸!


ギャップダウンからスタートし、日経VIの下落から、オプションの「ガンマスクイーズが一巡し、スピード調整が始まるものと思っていましたが、13時すぎから上値追いが始まり、31000円をあっさり超えてきています。

online.nikkei-cnbc.co.jp


日経CNBCの岡崎良介氏によると、日本でおこっている「ガンマスクイーズの現象は海外でも起こっているとのことです。

上記、ⅰシェアーズMSCIジャパンETFでは、62㌦近辺(日本でいうと、およそ31300円あたり)に約10万枚のオプションの売りが控えていて、そのポジションのショートスクイーズが始まってきているとのことです。

同氏によると、この踏み上げが一巡したとしても、SQまで間があるため、新たなポジションが組まれ、それがまた踏み上げられるという構図が続くかもしれないとのことです。

目先的には、昨日のブログに書いたPBR1.3倍フィナボッチ・リトレースメント(76.4%戻し)水準の21300円~21400円が壁になりそうですが、仮に天井を打ったとしても、急落になるとは限りません。

横ばいで日柄調整に留まる可能性も十分にあると思います。

トレンドが転換するには、MACDヒストグラムダイバージェンスをおこしはじめ、5日線(30481円)を下抜ける動きが見られると思います。

ただ、指数が調整にはいったとしても、個別銘柄の物色は広がりつつありますので、安易なショートは控えるべきと思われます。

【本日のトピック】

本日は割愛します。

 

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